いただきもの:渡会知子(2019)「名著再考:ニクラス・ルーマン『社会システム理論』を読む」

抜刷いただきました。
ありがとうございます。


思想 2019年 08 月号 [雑誌]

思想 2019年 08 月号 [雑誌]

思想 2019年8月号 - 岩波書店

  • 内山 節「思想の言葉」
  • 山岡龍一「立憲主義と政治的リアリズム――ジョン・ロック国王大権論の検討」
  • 原田健二朗「受動的服従の原理と実践――初期近代イングランドにおける国教会聖職者と忠誠宣誓」
  • 牧野雅彦「政治における虚偽と真実――アレント「真理と政治」によせて」
  • 山口祐弘「哲学のイデアリスムスと存在の理念――カントとヘーゲル
  • 今井康雄「世界への導入としての教育――反自然主義の教育思想・序説」
  • 渡會知子「〈名著再考〉ニクラス・ルーマン『社会システム理論』を読む」
  • 鹿野祐嗣「〈書評〉ジル・ドゥルーズ『ザッヘル=マゾッホ紹介――冷淡なものと残酷なもの』――――新訳の意義と指摘すべき点,そしてこれからなされるべき3つの研究の展望」

いただきもの:マーガレット・メール(2017)『歴史と国家』/石井雅巳(2019)『西周と「哲学」の誕生』

松澤さん、石井さんにいただきました。
どうもありがとうございます。


歴史と国家: 19世紀日本のナショナル・アイデンティティと学問

歴史と国家: 19世紀日本のナショナル・アイデンティティと学問

歴史と国家 - 東京大学出版会


西周と「哲学」の誕生

西周と「哲学」の誕生

西周と「哲学」の誕生 石井 雅巳(著/文) - 堀之内出版 | 版元ドットコム

  • 日本語版への序文
  • 序文
  • 第一章 序論
  • 第二章 政府事業としての修史
  • 第三章 修史部局の活動
  • 第四章 官撰修史の体裁
  • 第五章 学問としての歴史学
  • 第六章 対立する歴史学イデオロギー
  • 第七章 結論
  • 解説(松沢裕作)
  • あとがき(千葉 功)

  • はじめに
  • 第1章 西周と「哲学」の舞台裏
  • 第2章 新しい「日本語」を求めて
  • 第3章 秩序の生成へ
  • おわりに
  • 参考文献
  • もっと西周を知りたい人のためのブックガイド
  • 西周略年譜

朴 沙羅(2010)「〈事実〉をつくる」

進捗報告会の準備。http://socio-logic.jp/pr/2019_ParkSara.php

  • 朴 沙羅(2010)「〈事実〉をつくる:吹田事件と言説の政治」,
    ソシオロジ 54(3) 89-204.

https://doi.org/10.14959/soshioroji.54.3_89

  • 一 はじめに
  • 二 何が起こったのか
    • 二・一 吹田事件
    • 二・二 枚方事件
    • 二・三 さらなる謎
  • 三 どう語られてきたか
  • 四 おわりに

いただきもの:ポーラ・ステファン(2010→2016)『科学の経済学』/STS学会(2017)『研究公正とRRI』


科学の経済学

科学の経済学


研究公正とRRI (科学技術社会論研究 第14号)

研究公正とRRI (科学技術社会論研究 第14号)

中村征樹「研究不正」

  • 中村征樹(2011)「研究不正への対応を超えて:リサーチ・インテグリティ・アプローチとその含意」 メタフュシカ 42

  • 中村征樹(2016)「研究不正問題をどう考えるかー研究公正と「責任」の問題」 哲学 67

  • 1. はじめに
  • 2. 「研究不正行為」の概要
    • 2.1. 狭義の研究不正行為
    • 2.2. 広義の研究不正行為
  • 3. 研究不正問題への対応を超えて
    • 3.1. 「研究不正行為」の定義を巡る論争
    • 3.2. 「懸念ある研究行為」への着目
    • 3.3. 研究不正の対応から、責任ある研究活動の促進へ
    • 3.4. 責任ある研究活動を促進する環境構築
  • 4. リサーチ・インテグリティ・アプローチの含意
  • 5. おわりに

  • はじめに
  • 1. 研究不正問題とはどのような問題なのか
    • 捏造・改ざん・盗用
    • 研究不正はなぜゆるされないのか
  • 2. 研究不正問題にどう対応するか
    • 研究不正と犯罪
    • 研究コミュニティの自己統治
    • 研究不正問題への規制
    • 全米科学アカデミーの対応
    • 研究公正と「責任」
  • 3. オーサーシップにみる研究公正
    • オーサーシップとはどのような問題か
    • オーサーシップ問題への対応
    • 集合的オーサーシップ
    • オーサーシップのエコノミー
  • おわりに

お買いもの:江川隆男(2019)『スピノザ『エチカ』講義』

合評会があると聞いて:Spinoza Kyokai/スピノザ協会



スピノザ『エチカ』講義 | 法政大学出版局

  • 序論 批判的で創造的な
第Ⅰ部 〈人間‐身体〉は何をなしうるのか
  • 第一講義 人間身体の価値――二つの座標系
  • 第二講義 実在性の変移――身体と感情について
  • 第三講義 非十全なものの実在性
  • 第四講義 身体のプラグマティック
第Ⅱ部 〈特異性‐永遠なるもの〉の生成について
  • 第五講義 感情の強度
  • 第六講義 感情と理性との内包的反転
  • 第七講義 様相の変革――習慣から生活法へ
  • 第八講義 感情から概念へ
  • 第九講義 人間身体の本質の触発――死と永遠
  • 第九講義 附録―─戦略哲学としての『エチカ』の折れ目
第Ⅲ部 〈神‐自然〉とは何か
  • 第一〇講義 神あるいは自然について――人格神でも創造神でもなく
  • 第一一講義 神の論理学的構成――特性から構成へ
  • 第一二講義 神の自然学的構成――構成から産出へ
  • 第一三講義 神の力能論的構成――形相的原理と想念的原理
  • 第一四講義 精神と身体の価値転換的並行論
  • 第一五講義 人間の自由について――ただ自由意志からの解放にのみ存すること
  • 結論 実践から戦略へ