どうもありがとうございます。著者研究人生の集大成感がありますね。
第1部 ルールの科学の概要
- 第1章 自然科学と社会科学
- 第2章 ルールの科学の社会イメージ――ゲームとルール
- 1 ゲームの一部としてのルール
- 2 ゲームとは何か
- 3 ルールとは何か
- 4 ルールの分類
- コラム1 協調のゲームと対立のゲーム
- 第3章 ルールの理論――共有の方法としてのルール
- 1 行為規範としてのルールの理論
- 2 ルールの理論の拡張
- 第4章 ルールの科学の方法論と社会的意義
- 1 ルールの記述
- 2 社会の記述
- 3 ルールの評価
- 4 ルールの科学の専門家の役割
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第2部 社会学とルールの科学
- 第5章 規範理論とルールの科学――盛山和夫『社会学とは何か』
- 1 秩序構想の学としての社会学
- 2 意味世界の探究であることの三つの帰結
- 3 共同性への探究
- 4 『社会学とは何か』の意義
- コラム2 吉田民人の「プログラム科学」について
- 第6章 機能主義とルールの科学
- 1 機能主義の「復権」?
- 2 評価の枠組みとしての「機能主義」
- 3 機能と方法
- 4 関連づけの理論としての機能主義
- コラム3 潜在的機能について
- 第7章 構築主義とルールの科学――質問・応答のゲームの探究としての構築主義
- 第8章 エスノメソドロジーとルールの科学――方法の探究としてのエスノメソドロジー
- 1 エスノメソドロジーとは何か
- 2 「記述」の方法への特化
- 3 暗黙の肯定的評価
- コラム4 第8章の事例を評価してみる
- コラム5 「概念」と「ルール」
- 第9章 ルールの科学の研究方法――社会調査の再整理
- 1 ルール/ゲームの調査
- 2 観察と質問
- 3 統計的推論と合理性の理解
- 第3部 ルールの科学の応用
- 第10章 応用研究としての『差別論』
- 1 『差別論』の特殊性
- 2 入り口としての三者関係モデル
- 3 ルールの評価としての差別論
- 4 『差別論』の限界
- 最終章 ゲームとしての社会学――試論
- 1 社会学というゲームのルール
- 2 社会学というゲームの志向性
- 3 社会学というゲームの発展のために
- 練習問題──「行列」について考えてみる
- 参考文献
- おわりに
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