1980-01-25から1日間の記事一覧

03 自己言及と二項図式化の機能

p. 290 二項図式はいまや、まったく一般的に自己言及システムに対する機能に関して、接続可能性を保証する形式 として捉えられる。 自己言及は、 一方では二項の形式に集約される。真が非真の参照を指示し、非真が真の参照を指示するのである。 他方で、二つ…

01 「影響」の概念に訴える以外の文化史の方法: 問題・形式と複雑性の関係付け

p. 282 文化的素材が集められ整理される観点は、もはやテクストに即して解釈された概念ではなく、ましてや著者の思想世界の推定された統一性ではない。そのような観点があるとしたら、 それは、問題ないし形式と複雑性を関係付けるものだろう。

トピックリスト

isbn:4588009613 01 [03] 「影響」の概念に訴える以外の文化史の方法: 問題・形式と複雑性の関係付け 02 [06] 03 [04] 自己言及と二項図式化の機能 現実の事態はきわめて複雑であり、それをより正確に解明するためにはまだ多くのことをしなければならない、…