2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

キング&ソーンヒル『ルーマンの法政論』

承前:http://d.hatena.ne.jp/contractio/20060828/1156774620ペーパーバックが出てたのね(2006年に)。買わないけど。 4000円って微妙な値段だなー...Niklas Luhmann's Theory of Politics and Law作者: M. King,C. Thornhill出版社/メーカー: Palgrave Ma…

小野「シリーズ「ルーマンの政治理論」[3] ルーマンにおける「権力」論の形成」

こっちも読んだ: 小野耕二(2008)「シリーズ「ルーマンの政治理論」[3] ルーマンにおける「権力」論の形成」 in 『名古屋大学法政論集』 v.221, 2008, p.55-93(名古屋大学大学院法学研究科)http://ir.nul.nagoya-u.ac.jp/dspace/handle/2237/9931 「シリ…

コミュニケーション-と-一般化したコード

〈体験/行為〉図式って、もとをたどればディルタイのもの*だと思うんだけど**、この点について論じた論文ってないのかな。 * 「生は、内側からは体験され/外からは行為としてみられる」(大意)とか。「生は 体験され/表現され/理解される」(大意)とか…

トップの交代 Fürungswechsel

読書会[→]向けエントリ。時間がないんで ポインタ提示のみでご勘弁を。 「トップの交代」というのは別に術語的に用いられているわけではないでしょうが──言葉の選択自体、半ばジョークでしょうし──、それはともかくとして。 「環境を顧慮した議論なのか、…

涜書:ルーマン『社会的システムたち』『システム論入門』

再参入とか「想像的な空間」とか。 『社会システム理論〈下〉』 『システム理論入門―ニクラス・ルーマン講義録〈1〉 (ニクラス・ルーマン講義録 1)』 『社会の教育システム』 p.236、p.251- 『ルーマン/社会の理論の革命』 p.458-、p.462上段 - 464上段。

涜書:カルロ・アントーニ『歴史主義から社会学へ』

歴史主義から社会学へ (1959年)作者: カルロ・アントーニ,讃井鉄男出版社/メーカー: 未来社発売日: 1959メディア: ?この商品を含むブログ (1件) を見る解釈学の根本問題 (現代哲学の根本問題 7)作者: O.ペゲラー,瀬嶋豊出版社/メーカー: 晃洋書房発売日: 197…

スペンサー=ブラウン『形式の法則』/シュルテ『ルーマン・システム理論』

時間の無駄であった。形式の法則作者: G・スペンサー=ブラウン,大澤真幸,宮台真司出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 1987/03メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (11件) を見るルーマン・システム理論 何が問題なのか―システム理性批判作…

お客さま

gst

google:濃厚なマネージメント]/[google:浅薄なマネージメント その訳語はないわ〜 ギルバート・ライル〜クリフォード・ギアツの「google:"thick description"」を踏まえた(〜流用した)表現なんじゃないの? ※ご参考: G. Ryle, "The thinking of thoughts…

涜書:Harold Berman 『Law and Revolution』

『社会の法〈1〉 (叢書・ウニベルシタス)』第2章注(38)。承前:http://d.hatena.ne.jp/contractio/20080808Law and Revolution, I: The Formation of the Western Legal Tradition作者: Harold J. Berman出版社/メーカー: Harvard University Press発売日: …

涜書:ベビーエイジ『はじめての離乳食大百科』

はじめての離乳食大百科―離乳食の基本がすべてわかる (マタニティ・ベビーエイジの大百科シリーズ)出版社/メーカー: 婦人生活社発売日: 2002/02メディア: ムックこの商品を含むブログ (2件) を見る 離乳食 Q&A Q アーンと声をかけて催促するけど口をあけ…

涜書:バシュラール『非の哲学』/竹内『グーグルが日本を破壊する』

1940年、ソルボンヌにいたころの著作。La Philosophie du non. 翻訳は 1974年。否定の哲学 (イデー選書)作者: G.バシュラール,Gaston Bachelard,中村雄二郎,遠山博雄出版社/メーカー: 白水社発売日: 1998/02メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見…

お買いもの

一家総動員法のもと、Web1.2 みたいなサイトを三つもつくらねばらんことになり 読んでる暇がなくなってしまった.... まぁそのうちぼちぼちと。岩波講座世界歴史〈第10〉中世 4 (1970年)出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1970メディア: ?この商品を含むブロ…

堀米庸三「グレゴリウス改革と叙任権闘争」

いかん。うっかり読んでしまった。仕事しなきゃ....岩波講座世界歴史〈第10〉中世 4 (1970年)出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1970メディア: ?この商品を含むブログ (2件) を見るこういうのは世界史をちゃんと履修した人はやったんでしょうなぁ。 あたしは…

「二元図式化」論はどこから生じるか。

こちらは、「ルーマン初期」から*存在した議論。 * 『信頼isbn:4326651202』(1968)にも『論争isbn:4833202042』(1971)にも『法社会学isbn:4000020706』(1972)にも登場する。「コミュニケーションの二元コード化」というトピックは、ここ↓──様相論的図式論──…

『社会システム論と法の歴史と現在』『医龍18』

ひどいタイトルだな。 「と」本ならぬ「とと」本。 ニクラス・ルーマン(1988)「第三の問い──法および法史におけるパラドックスの創造的活用」馬場靖雄訳 in 『社会システム論と法の歴史と現在―ルーマン・シンポジウム』 (47) 「正統性」に関しては、絶望が…

トリヴィアル・マシーン/非トリヴィアル・マシーン

『社会の法〈1〉 (叢書・ウニベルシタス)』第2章第3節第7段落。 「トリヴィアル・マシーン」とは、入力と出力の関係[=変換、関数、写像]が決まっている機械のこと。 非トリヴィアル・マシーンは、決定履歴に依存し──合成的には決定可能だが──予測が不…

Google Insights for Search

記念検索: http://www.google.com/insights/search/#cat=&q=Luhmann&geo=&date=&clp=&cmpt=q Regional interest for luhmann Denmark Germany Austria Chile Switzerland Mexico Colombia Italy Brazil Argentina

ハロルド・バーマン

東北大学でやってる ニクラス・ルーマン『社会の法』読書会 のMLに投稿したもの。 読書会についてはこちらを参照のこと:http://d.hatena.ne.jp/eculus/20080808『社会の法〈1〉 (叢書・ウニベルシタス)』第2章: 11世紀から12世紀においてすでに、法文化総…

ちょwww 川崎図書館wwww

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ヴァン・デ・リート/プローイュ『The Wonder Weeks』

これ面白いです。0歳児の心の秘密がわかる本―赤ちゃんて、どうして泣きやんでくれないの?作者: H.ヴァン・デ・リート,F.プローイユ,Hetty Van de Rijt,Frans X. Plooij,川本英明出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2003/12メディア: 単行本購入: 7人 クリッ…

長屋ほか編『統計と統計理論の社会的形成』

再訪。 これ、4巻本のうちひとつしか読んでない。統計と統計理論の社会的形成 (統計と社会経済分析)作者: 長屋政勝,上藤一郎,金子治平出版社/メーカー: 北海道大学図書刊行会発売日: 1999/06メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (7件) を見…

萩原『「育児休職」協約の成立』

面白かった。あとでまた読む。「育児休職」協約の成立―高度成長期と家族的責任 (双書ジェンダー分析 18)作者: 萩原久美子出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2008/05/28メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (8件) を見る どこかで見たことが…