2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

涜書:天野「文系学生のための社会統計学のたしなみ」

おうちにある本を読む通勤読書。 これけっこういい本じゃね? いきなり正規分布の話から始まる。文系学生のための社会統計学のたしなみ作者: 天野徹出版社/メーカー: 学文社発売日: 1999/05メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る

涜書:佐藤「計量分析のエスノメソッド」

おうちにある本を読むよ。ひさびさに再訪。実践としての統計学作者: 佐伯胖,松原望出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2000/01/01メディア: 単行本購入: 48人 クリック: 629回この商品を含むブログ (18件) を見る 序 実践としての統計学 (佐伯 胖) 0.…

おかいもの:『Rによるやさしい統計学』『例題で学ぶ初歩からの計量経済学』

課題図書の購入。 Rによるやさしい統計学作者: 山田剛史,杉澤武俊,村井潤一郎出版社/メーカー: オーム社発売日: 2008/01/25メディア: 単行本購入: 64人 クリック: 782回この商品を含むブログ (68件) を見る 例題で学ぶ初歩からの計量経済学作者: 白砂堤津耶…

ギリース『確率の哲学理論』

とりあえず第9章を再訪。確率の哲学理論 (ポスト・ケインジアン叢書)作者: ドナルドギリース,Donald Gillies,中山智香子出版社/メーカー: 日本経済評論社発売日: 2004/11メディア: 単行本 クリック: 34回この商品を含むブログ (22件) を見る 第1章 確率を…

(6/25)朝CAMP<14> エルヴィン・パノフスキー『〈象徴形式〉としての遠近法』を読む

アートに関わるトークイベントや展覧会、パーティーなどを開催しているCAMPさん が主催している早朝読書会のお誘いを受け、6月25日に ゲスト=モデレーターとして参加します。 企画詳細とお申し込みはこちらから:http://ca-mp.blogspot.com/2011/05/1106…

細馬(2009)「書評 西阪仰『分散する身体」

ひとさまにいただいたファイルを読む通勤時間。 細馬 宏通(2009)「書評 西阪仰『分散する身体--エスノメソドロジー的相互行為分析の展開』勁草書房,2008」、社会言語科学 11(2) 全文貼りつけたいほど素晴らしい。

 いただきもの:石戸&今井編『システムとしての教育を探る』

ありがとうございます。システムとしての教育を探る: 自己創出する人間と社会作者: 石戸教嗣,今井重孝出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2011/06/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る まえがき 序章 「教育システム」という森に分け入るに…

涜書:カッシーラー『象徴形式の哲学』3上

本日の通勤読書。 1929年の出版。シンボル形式の哲学〈3巻〉第三巻 認識の現象学(上) (岩波文庫)作者: E.カッシーラー,Ernst Cassirer,木田元,村岡晋一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1994/02/16メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブ…

高橋徹『意味の歴史社会学』

意味の歴史社会学―ルーマンの近代ゼマンティク論 (SEKAISHISO SEMINAR)作者: 高橋徹出版社/メーカー: 世界思想社発売日: 2002/01メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (31件) を見る 補論4 オートポイエーシス概念の実質的導入およびゼマン…

ルーマン『福祉国家における政治理論』

ひさびさ。http://d.hatena.ne.jp/contractio/20070918#1190067061 の まとめ をもう一歩進めたい。ルーマンの基本テーゼ: 我々が知っているにせよいないにせよ、また我々が覚えているにせよいないにせよ、我々の日常のオリエンテーションを規定している政…

涜書:村上『安全と安心の科学』

安全と安心の科学 (集英社新書)作者: 村上陽一郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/01/01メディア: 新書購入: 3人 クリック: 108回この商品を含むブログ (29件) を見る 序 論 「安全学」の試み 第1章 交通と安全──事故の「責任追及」と「原因究明」 第2…

涜書:リンチ(1992)「認識論から科学社会学へ」

だれか伊勢田本のちゃんとした書評を書くなり合評会を企画するなりしようというココロある社会学者はいないのかおい。 このトゲった関連で: Togetter - 「伊勢田哲治「科学的合理性と二つの「社会」概念」におけるエスノメソドロジー研究の位置」 Togetter …

涜書:イッガース『新潮流』『20世紀の歴史学』

再訪。 来月の議論のために、ぱらぱらしつつ「ゼマンティク研究」の行く末についてしばし考えるなど。 http://d.hatena.ne.jp/contractio/20100704#p1『新潮流』は1975年。『20世紀の』が1993年。 New Directions in European Historiography ヨーロッパ歴史…

涜書:『遠近法の精神史』

1990年に行われたマドラコミュニケーションズ主催の連続講演「“世界”と“私”の関係を考える」の記録。1992年刊行。 誰が どこのなにを どうすると こういう講演テーマができるのか。 まことに社会の複雑性を感じる。遠近法の精神史―人間の眼は空間をどうとら…

涜書:森「カッシーラーの文化の哲学における「科学の言語」をめぐって」

本日の通勤読書。 森 淑仁(1994)「E.カッシーラーの文化の哲学における「科学の言語」をめぐって(I)」、国際文化研究科論集 1, 37-56, 1994-03-30http://ci.nii.ac.jp/naid/110004811972 森 淑仁(1994)「E.カッシーラーの文化の哲学における「科学の言語…

涜書:ハルゼー『イギリス社会学の勃興と凋落』

イギリスに社会学があったとは!イギリス社会学の勃興と凋落―科学と文学のはざまで作者: A.H.ハルゼー,A.H. Halsey,潮木守一出版社/メーカー: 世織書房発売日: 2011/04メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (7件) を見る http://bo…

杉村 暢一(1966)「カッシーラーにおける象徴の概念」

ネットに落ちていたものを拾い読みする通勤時間。 杉村 暢一(1966)「カッシーラーにおける象徴の概念」高知大学学術研究報告 人文科学編 14, 25-37, 1966-03-30http://ci.nii.ac.jp/naid/120001357374 後藤 嘉也(2003)「生の存在論としての〈存在と時間…

涜書:マイケル・アン ハリー(1997)「パノフスキーとカッシーラー」

ネットに落ちていたものを拾い読みする通勤時間。 マイケル・アン ハリー(1997)「パノフスキーとカッシーラー(試訳)──美術史学と哲学」(関根 秀一訳)、『流通經濟大學論集』 31(4), A18-A52, 1997-03http://ci.nii.ac.jp/naid/110007187756 著者が何者…