2012-05-11から1日間の記事一覧

中川「不確実性のゆくえ」

I アカウンタブルな世界の構築 1 はじめに 2 ディスポジティフとアカウンタブルな世界 3 計算のディスポジティフ 4 多元的な価値とディスポジティフ 5 まとめと問題 II 連帯経済、経済的実践の人類学化 1 連帯経済の不確かな発生 2 連帯経済の理論的概念化 3…

森田「デザイン、能力、ヒエラルキー」

I はじめに II 技術的実践と問題解決 1 土着の機械工業と機械工 2 問題解決と「見る」こと 3 技術の空間 III 行為の網の目 1 独学とヒエラルキーの原初形態 2 能力の可視化 3 将来の見取り図と工場を超える熟練 IV 結語

深田「つながる実践と区切り出される意味―パプアニューギニア、トーライ社会の葬式における貝貨の使い方」

I はじめに II 実践とそれを意味付けるコンテクストの関係 1 経済人類学における貨幣の意味 2 連続体としてのコンテクスト 3 意味解釈の方向付け 4 分析対象と方法 II 調査地の概要 1 トーライ人 2 貨幣タブ 3 トーライ社会におけるタブ使用の概観 IV 葬式に…

松村「〈関係〉を可視化する―エチオピア農村社会における共同性のリアリティ」

I 序論 1 可視化/実現される〈関係〉 2 調査対象社会─「村」・「民族」・「集落」 II 「まとまり」の複数性 1 宗教/民族にねざした「まとまり」 2 宗教/民族をこえた「まとまり」 3 「宗教/民族」・「地域」・「村」・「集落」 III コーヒーを解した「つ…

森田 敦郎「「アカウンタビリティ」と目に見える世界の探求」

I はじめに II アカウンタビリティと社会的なものの再考 1 「監査的アカウンタビリティ」と「日常的アカウンタビリティ」 2 「社会的なもの」の再考 III 目に見える秩序から「ディスポジティフ」へ 1 「ディスポジティフ」と「ネットワーク」 2 民族誌と「部…

『文化人類学』vol.73-4 (2009)

id:contractio:20120509 の続き。 本日もみなさまのおかげで論文が読めまする。 『文化人類学』vol.73-4 (2009) 特集:アカウンタビリティ 森田 敦郎「序──「アカウンタビリティ」と目に見える世界の探求」 499 松村 圭一郎「〈関係〉を可視化する―エチオ…