2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

崎山政毅(2004)『資本』

文章がむつかしすぎて何言ってんのかさっぱりわかりせんでした。 資本 (思考のフロンティア)作者: 崎山政毅出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2004/07/21メディア: 単行本 クリック: 12回この商品を含むブログ (7件) を見る はじめに I 『資本論』の世界に読…

お買いもの:田上孝一(2016)『マルクス疎外論の視座』

マルクス疎外論の視座作者: 田上孝一出版社/メーカー: 本の泉社発売日: 2016/01/21メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る http://honnoizumi.shop-pro.jp/?pid=97095699 第一部 マルクスの疎外論 第一章 マルクス理論の基本構…

佐々木隆治(2016)『カール・マルクス:「資本主義」と闘った社会思想家』

第3章、MEGA第IV部門所収の読書ノートから『資本論』刊行以後の最晩年の思想を再構成していて面白い。 カール・マルクス: 「資本主義」と闘った社会思想家 (ちくま新書)作者: 佐々木隆治出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2016/04/06メディア: 新書この商品…

熊野純彦(2018)『マルクス 資本論の哲学』

新書なのに本格的。「哲学的側面を切り出してみました」というのではなく、ほんとに『資本論』を全体として解説しようとしている驚きの一冊。 マルクス 資本論の哲学 (岩波新書)作者: 熊野純彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2018/01/20メディア: 新書こ…

今村仁司(2005)『マルクス入門』

マルクスの思想を「ギリシャ的融和」という観点からトータルにとらえようとしたもの。 そういう発想から抜けられなかったところこそがマルクスのダメなとこだよね、ということがよくわかって面白かった。マルクス入門 (ちくま新書)作者: 今村仁司出版社/メー…

借り物:特集 マルクス

朝カル『近代の観察』講義の準備。 http://socio-logic.jp/luhmann_acc/201810_moderne.php 崎山政毅(2004)『資本』 岩波書店 ISBN:4000270087 大川正彦(2004)『マルクス―いま、コミュニズムを生きるとは? (シリーズ・哲学のエッセンス) 』 日本放送出版…

イポリット(1955→1970)『マルクスとヘーゲル』/メイヤスーほか(1980)『マルクス主義と経済人類学』

朝カル『近代の観察』講義の準備。http://socio-logic.jp/luhmann_acc/201810_moderne.php 7月はマルクス月間で。とりあえずおうちにあったこれを。 マルクスとヘーゲル (1970年) (叢書・ウニベルシタス)作者: ジャン・イッポリット,宇津木正,田口英治出版社…

特集:宗教現象学

宗教学は「行動科学 vs. 現象学」代理戦争の戦場のひとつ。 中野 毅(2001)「宗教研究と現象学:宗教現象学と現象学的社会学の相関性をめぐって」 Sociologica 25(1/2), A23-A55, 2001-03, 創価大学https://ci.nii.ac.jp/naid/110006608837 藤原聖子(2011…

中野 毅(2001)「宗教研究と現象学:宗教現象学と現象学的社会学の相関性をめぐって」

拾いもの。 中野 毅(2001)「宗教研究と現象学:宗教現象学と現象学的社会学の相関性をめぐって」 Sociologica 25(1/2), A23-A55, 2001-03, 創価大学https://ci.nii.ac.jp/naid/110006608837 一 はじめに 二 宗教学と宗教現象学 (一) ワッハの宗教学 (二…

今月の50冊

Historical Ontology Ian Hacking 288p ISBN:0674016076 Rewriting the Soul Ian Hacking 352p ISBN:069105908X 文学形式の哲学-象徴的行動の研究 (1974年) ケネス・バーク 379頁 ISBN:B000J977XA 象徴と社会 (叢書・ウニベルシタス) ケネス バーク 527…

借りもの:木前利秋(2014)『理性の行方:ハーバーマスと批判理論』

理性の行方 ハーバーマスと批判理論 (ポイエーシス叢書)作者: 木前利秋出版社/メーカー: 未來社発売日: 2014/06/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る http://www.miraisha.co.jp/np/isbn/9784624932619 第三章「方法としての反省概念」 3-1…

借りもの:横田榮一(2010)『ハーバーマス理論の変換:批判理論のパラダイム的基礎』

ハーバーマス理論の変換 批判理論のパラダイム的基礎作者: 横田榮一出版社/メーカー: 梓出版社発売日: 2010/07/12メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見る 第一章 システムと生活世界 1.はじめに 2.近代における生活世界とシステム…

借りもの:八代 梓(1997)『啓蒙のイロニー:ハーバーマスをめぐる論争史』

啓蒙のイロニー―ハーバーマスをめぐる論争史 (ポイエーシス叢書)作者: 矢代梓出版社/メーカー: 未来社発売日: 1997/07/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る 第四章「実証主義論争と第十五回ドイツ社会学会」 第五章「解釈学…

借りもの:マーティン・ジェイ(1997)『ハーバーマスとアメリカ・フランクフルト学派』

はてな記法がおかしい。 ハーバーマスとアメリカ・フランクフルト学派作者: マーティンジェイ,Martin Jay,竹内真澄出版社/メーカー: 青木書店発売日: 1997/10/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 第七章「マルクーゼかハーバーマスか──テ…

借りもの:ユルゲン・ハーバーマス(1968→1970/1977/2000)『イデオロギーとしての技術と科学』

朝カル『近代の観察』講義準備。 イデオロギーとしての技術と科学 (平凡社ライブラリー)作者: ユルゲンハーバーマス,J¨urgen Habermas,長谷川宏出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2000/10/10メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (9件) を見る IS…

中谷内一也(2006)『リスクのモノサシ』/(2012)『リスクの社会心理学』/(2015)『信頼学の教室』

信頼本『信頼を考える: リヴァイアサンから人工知能まで』アマゾンにデータが乘りました。7月末刊行。 勁草書房:http://www.keisoshobo.co.jp/book/b371303.html というわけで信頼祭りの準備を。 リスクのモノサシ―安全・安心生活はありうるか (NHKブック…

和田伸一郎(2004)『存在論的メディア論──ハイデガーとヴィリリオ』

朝カル『近代の観察』講義準備。 存在論的メディア論―ハイデガーとヴィリリオ作者: 和田伸一郎出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2004/12/20メディア: 単行本 クリック: 43回この商品を含むブログ (17件) を見る 新曜社:https://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuro…

鳥越信吾「シュッツにおけるふたつの未来」/「時間の社会学の展開」/「近代的時間の社会学」

『近代の観察』講義の準備。 鳥越信吾(2013)「A. シュッツにおけるふたつの未来:垂直に積み重なる時間の展開に向けて(時間が社会にもたらすもの)」 日仏社会学会年報 24(0), 89-101, 2013https://ci.nii.ac.jp/naid/110009810989 はじめに 1.シュッツに…

真木悠介(1981/2003)『時間の比較社会学』

『近代の観察』講義用。 時間の比較社会学 (岩波現代文庫)作者: 真木悠介出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2003/08/20メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 74回この商品を含むブログ (58件) を見る https://www.iwanami.co.jp/book/b255739.html 序 章 時間…

おかいもの:佐々木毅(2017)『知の創造を糧として』

知の創造を糧として (時代を語る)作者: 佐々木毅出版社/メーカー: 秋田魁新報社発売日: 2017/06/22メディア: 新書この商品を含むブログを見る 広がる「世界」と「視界」 刺激に満ちた学生時代 大学紛争の渦中にいた 政治改革に生かす学問 「象牙の塔」では駄…

石井史比古(2018)「ルーマン理論の「再参入」概念の経験的考察」

石井史比古(2018)「ルーマン理論の「再参入」概念の経験的考察」都留文科大學研究紀要 87, 129-156, 2018https://ci.nii.ac.jp/naid/120006422538 1. 問題設定 2. 二つの二重性──補助線としてのヘーゲル弁証法 3. 二つの環境 4. 「想定内」と「想定外」 5.…

豊泉周治(2000)『ハーバーマスの社会理論』

朝カル『近代の観察』講義の準備。おうちにあった本も。 ハーバーマスの社会理論 (SEKAISHISO SEMINAR)作者:豊泉 周治出版社/メーカー: 世界思想社発売日: 2000/01メディア: 単行本 まえがき 序 章 ハーバーマスの社会理論を読む──三つの視点 第一章 テクノ…

借りもの:植村高久(1997)『制度と資本──マルクスから経済秩序へ』

朝カル『近代の観察』講義の準備。 http://socio-logic.jp/luhmann_acc 制度と資本―マルクスから経済秩序へ作者: 植村高久出版社/メーカー: 御茶の水書房発売日: 1997/02メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見る はしがき 第一章 …

いただきもの:前川啓治ほか(2018)『ワードマップ 21世紀の文化人類学──世界の新しい捉え方』

rec

買おうとしていたところでしたがお送りいただいてしまいました。恐縮です。 21世紀の文化人類学 (ワードマップ)作者: 前川啓治,箭内匡,深川宏樹,浜田明範,里見龍樹,木村周平,根本達,三浦敦出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2018/06/12メディア: 単行本(ソフ…