2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

サール(2010→2018)『社会的世界の制作』

rec

どうもありがとうございます。 サールは昔から苦手なんですが、この本で勉強させていただきます・・・。 社会的世界の制作: 人間文明の構造作者: ジョン・R.サール,John R. Searle,三谷武司出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2018/10/04メディア: 単行本この…

今月の50冊

How To Do Things With Words (Oxford Paperbacks) J. L. Austin 198p ISBN:019281205X オースティン哲学論文集 (双書プロブレーマタ) J.L. オースティン 474頁 ISBN:4326198850 カント純粋理性批判入門 高峯 一愚 499頁 ISBN:4846002802 ジレンマ-…

松沢裕作(2018)『生きづらい明治社会』

rec

どうもありがとうございます。 ジュニア新書は、子どものときは知らなくて、大人になってからずいぶんとお世話になった(いまでもなっている)シリーズで、この中に つらみ史としての地位を確立しつつある松沢さんの本が入るのは大変すばらしいな という気持…

アメリカ史のフロンティア1&4『アメリカ合衆国の形成と政治文化』/『現代アメリカの政治文化と世界』

序文に、「政治文化」という術語は、ロバート・ケリーが1970年代に使い始めてからアメリカ史においても普及したと書いてある。 アメリカ合衆国の形成と政治文化―建国から第一次世界大戦まで (アメリカ史のフロンティア)作者: 常松洋,中野耕太郎,肥後本芳男出…

後期講義準備

承前:http://d.hatena.ne.jp/contractio/20140708 常松洋・肥後本芳男・中野耕太郎 編(2010)『アメリカ合衆国の形成と政治文化―建国から第一次世界大戦まで (アメリカ史のフロンティア)』 肥後本芳男・小野沢 透・山澄 亨 編(2010)『現代アメリカの政治…

借りもの:総特集 実存主義とはなんだったのか

朝カル『近代の観察』講義準備の続き。http://d.hatena.ne.jp/contractio/20180903 九鬼周造(1933)「実存の哲学」in 岩波講座哲学12『現代の哲学』 カール・レーヴィット(1933→1967/2002)『キェルケゴールとニーチェ』未来社 ISBN:B000JA94B2 カルル・レ…

九鬼周造(1933)「実存の哲学」

前篇 実存の哲学 一 存在 二 可能的存在と現実的存在 三 実存 四 実存の哲学 後篇 実存の哲学の一例、ハイデッガーの哲学 一 課題 二 還元の第一段階 三 還元の第二段階 四 構成と破壊 付記

カール・レーヴィット(1933→1967/2002)『キェルケゴールとニーチェ』

1933年1月、チュービンゲン大学福音神学部における講演。 キェルケゴールとニーチェ作者:カール レヴィット未来社Amazon

カルル・レヰット(1940→1948)『ヨーロッパのニヒリズム』

日本における講演。1940年の『思想』が初出。 ヨーロッパのニヒリズム (1974年)作者:カルル・レーヴィットAmazon

沼尻正之(1995)「世俗化論・再考」

拾いもの。 沼尻正之(1995)「近代社会における「宗教」の位置:世俗化論・再考」 ソシオロジ40(1)https://ci.nii.ac.jp/naid/130005396058 0 はじめに 1 脱魔術化・脱宗教化・世俗化 2 脱教会化としての世俗化 3 世俗化論の諸前提 4 世俗化論の妥当性 5 お…

お買いもの:熊野『カント』/隠岐『文系と理系はなぜ分かれたのか』/荒木『仮説的偶然文学論』/工藤『キルケゴール』

熊野(2017)『カント 美と倫理とのはざまで』 隠岐(2018)『文系と理系はなぜ分かれたのか (星海社新書)』 荒木(2018)『仮説的偶然文学論 (哲学への扉)』 工藤(1966)『キルケゴール (Century Books―人と思想)』asin:B000JAC18U

いただきもの:小林多寿子・浅野智彦編(2018)『自己語りの社会学』

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どうもありがとうございます。 自己語りの社会学?ライフストーリー・問題経験・当事者研究作者: 小林多寿子,浅野智彦出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2018/08/20メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る 新曜社:https://www.shi…

いただきもの:朴沙羅(2018)『家の歴史を書く』

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どうもありがとうございます。 家(チベ)の歴史を書く (単行本)作者: 朴沙羅出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2018/09/14メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る 筑摩書房 家(チベ)の歴史を書く / 朴 沙羅 著 第1章 生活史を…

識者の教示を乞う:『ルーマン解読』企画概要

ふたたび単著執筆の打診を非公式に受けたので、自分を著者に想定した場合の書籍企画を書いてみた。 これについて世界の皆さまのご意見を伺いたい。 基本的な方向性は、 私がはじめてルーマンの著作を手にとった大学2〜3年生時に存在していてほしかった解説…

いただきもの:岸政彦(2018)『マンゴーと手榴弾』

rec

自分でも購入したのですが。 第二刷をいただきました。どうもありがとうございます。 マンゴーと手榴弾: 生活史の理論 (けいそうブックス)作者: 岸政彦出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2018/10/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る 勁草…

いただきもの:岸・北田・筒井・稲葉(2018)『社会学はどこから来てどこへ行くのか』

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10月15日追記。 上掲出版記念イベント、『どこどこ』も読まないと準備できないのでは と申し上げたところ、こちらもゲラをいただいて(自分で仕事を増やして)しまいました(死 どうもありがとうございます。 社会学はどこから来てどこへ行くのか作者: 岸政…

いただきもの:北田暁大(2018)『社会制作の方法』

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出版記念のイベントやりましょうということでゲラ読みの刑に処せられました。 イベントは10月開催予定ですが、北田先生がちっとも開催日を決めてくれません。 当然のように刊行が11月にずれ込みました。イベントは11/24(土)15:00-17:00、下北沢にて開催し…

(2018.11.24)北田暁大×酒井泰斗「社会学への帰還――構築主義から社会哲学を経由して」

北田暁大さんの論文集『社会制作の方法: 社会は社会を創る、でもいかにして? (けいそうブックス)』の刊行を記念して下北沢の本屋B&Bにて対談イベントを行います。 こちらにイベント紹介ページを開設しました。 http://socio-logic.jp/events/20181124_Kitada…

チャンドラー『経営者の時代:アメリカ産業における近代企業の成立』

The Visible Hand: The Managerial Revolution in American Business (1977) 経営者の時代 上―アメリカ産業における近代企業の成立作者: アルフレッド・D・チャンドラーJr.,鳥羽欽一郎,小林袈裟治出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 1979/09メディア: …

借りもの:松井みどり(2002)『“芸術”が終わった後の“アート”』

AMSEA講義用。 アート:“芸術”が終わった後の“アート” (カルチャー・スタディーズ)作者: 松井みどり出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2002/02/01メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 240回この商品を含むブログ (84件) を見る https://www.asahipress.com…

お買いもの:須藤凛々花・堀内進之介(2016/2017)『人生を危険にさらせ!』

夜のお仕事用。 人生を危険にさらせ! (幻冬舎文庫)作者: 須藤凛々花,堀内進之介出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2017/04/11メディア: 文庫この商品を含むブログ (4件) を見る ISBN:4344029062 https://www.gentosha.co.jp/book/b9672.html まえがき 教科書と…

借りもの:宮台真司&速水由紀子(2000/2006)『サイファ覚醒せよ!』

サイファ覚醒せよ!―世界の新解読バイブル作者: 宮台真司,速水由紀子,ホンマタカシ出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2000/10メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 36回この商品を含むブログ (31件) を見る ISBN:4480422595 筑摩書房: http://www.chikumasho…

借りもの:総特集 実存主義とはなんだったのか

朝カル『近代の観察』講義の準備。 ただいま受講生募集中です。 酒井泰斗「ルーマン解読8:馬場靖雄さんと『近代の観察』を読む」http://bit.ly/accLu08Moderne ジョルジュ・ルカーチ(→1953)『実存主義かマルクス主義か (1953年) (岩波現代叢書)』 カール…

お買いもの:仲正昌樹(2018)『ドゥルーズ+ガタリ〈アンチ・オイディプス〉入門講義』

ドゥルーズ+ガタリ〈アンチ・オイディプス〉入門講義作者: 仲正昌樹出版社/メーカー: 作品社発売日: 2018/07/28メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る はじめに:現代思想の複雑な思考の網目を辿っていく。その別格の難解さを攻略するために 講…

お買いもの:原田まりる(2016)『ニーチェが京都に』/畠山 創(2016)『大論争!哲学バトル』/小川仁志(2012)『アメリカを動かす思想』

お仕事用。 ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。作者: 原田まりる出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2016/09/30メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (6件) を見る 大論争! 哲学バトル作者: 畠山創,岩元辰…