PdG

IV 被支配者による支配のパラドックス:民主制の概念

III 恣意性の制限のパラドックス:主権の概念

II 全体と部分のパラドックス:代表の概念

I 自己記述のパラドックスとその展開

V リスク化する政治的決定

IV ゆらぎによるコントロールと進化

III 機能分化への移行

〈領主 Herr/領邦 Land〉区別で特徴づけられる秩序の性格について。 戦争遂行に関連して、軍需品管理や財務管理にかかわる組織が発達した。 これがのちに領邦国家 Territorialstaat が発展してゆく土台となった。 この状況では「政治的機能のための継続的な…

II 政治システムの進化

アルカイックな社会には「コンフリクトを抑止するための装置」は存在しても、「集合的に拘束力を有する決定」は存在しない。 親族構造に依存しない中央集権制の登場は政治権力登場の発端ではあるが、まだ政治システムではない。 問題は、その状況からさらに…

I 政治の進化の理論の不在

(5) 『社会の社会〈1〉 (叢書・ウニベルシタス)』475頁以下への参照指示 前提:「完成状態」、「本質宇宙」という考えの放棄 生物学:天地創造の放棄/選択淘汰による非任意性の説明 客体世界による認識論の基礎付けの放棄/ 自然や歴史による法の妥当根拠の…