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ルーマン『エコロジーのコミュニケーション』

続き。 ※ご参考:MarkupDancing » ニクラス・ルーマン講演会「エコロジーのコミュニケーション」(抜粋) Oekologische Kommunikation: Kann die moderne Gesellschaft sich auf oekologische Gefaehrdungen einstellen? (Neue Bibliothek der Sozialwissens…

ルーマン『信頼』

リスクネタ続き。信頼―社会的な複雑性の縮減メカニズム作者: ニクラス・ルーマン,大庭健,正村俊之出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 1990/12/10メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 30回この商品を含むブログ (74件) を見る

ルーマン『リスクの社会学』

続き。id:contractio:20110322 Soziologie Des Risikos (de Gruyter Studienbuch)作者: Niklas Luhmann出版社/メーカー: De Gruyter発売日: 2003/02/26メディア: Perfect クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る Einleitung Kap.01 Der Begriff Ris…

涜書:シェーバー『帰属理論入門』

1975年の著作。序論 p.8-9。 人への帰属は その人物の行動に対して重要な影響をもたらすものではあるが、帰属だけが唯一の対人的判断というわけではない。より広範な視点に立つならば、帰属理論の研究方法と接近法は 対人知覚 として知られている社会心理学…

涜書:小松『リスク論のルーマン』

ウェブ読書会 #wbook の次回検討対象は、小松本になるとの噂。 window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.getElementById(id)) return t; js = d.createElement(s); js.id = id; js…

序文における問い

数字は段落番号 段落問答 1a けれども、全体社会が、ノーマル性からの逸脱や事故や予期せぬ出来事などを みずからどのように説明し処理しているのかを問うとき、こうした課題を超えた地点にまで行き着く。 たとえば官僚制はまさに、… 1b したがって、災いを…

序文

本書の基本問題は、人びとは「ノーマルであることからの逸脱や事故や予期せぬ出来事などを どのように説明し処理しているか」。 「むしろ今日的なケースについては、人間ないし組織、つまり決定こそが、こういった出来事を引き起こす原因として同定されてい…

ニクラス・ルーマン(1991)『リスクの社会学』目次

リスクの社会学作者:ニクラス・ルーマン,Niklas Luhmann発売日: 2014/12/16メディア: 単行本 序文 第1章 リスクの概念 1. リスク概念の不明瞭さ 2. リスクの概念史 3. リスク/安全、リスク/危険 4. リスクの《予防》について 第2章 リスクとしての未来 1…

1-4 リスクの《予防》について

6段落の冒頭、「最後に触れておきたいのは」とあるので、この節の主要部は5段落まで。 7段落冒頭の「最後に」は、この章全体の最後に、ということ。

1-3 リスク/安全、リスク/危険

09段落目[34]「とはいえ以上で、リスクという概念の、作動の中での使用の前提条件が十分に明らかになっているわけではない。」 ここでやっている作業は「概念使用の前提条件を明らかにすること」だ、ということ。 〈危険〉概念は 14段落で導入されている。こ…

1-2 リスクの概念史

1-1 リスク概念の不明瞭さ

節段落問答memo 1-0101 ここでナイトがもともと問題にしていたのは、 1-0202 だがもしそうであるならば、その概念構成を定量的計算の観点から確定させているリスク理論には、どんな意味があるのだろうか。 1-0303 1-0404a 文化人類学者…が指摘しているとおり…

第1章「リスクの概念」

節番号節タイトル段落数memo 1-1. リスク概念の不明瞭さ09段落 1-2. リスクの概念史07段落 1-3. リスク/安全、リスク/危険23段落 1-4. リスクの《予防》について07段落 合計46段落 1-2の末尾:「リスク概念の形成に関しては [1-1] 学際的な議論の脈絡も [1…

第2章「リスクとしての未来」

1. 時間の諸形式 2. 《現在》について 3. 決定への依存性の増大

第3章「時間拘束──内容的観点と社会的観点」

1. 意味の三つの次元 2. 法における時間拘束 3. 稀少性と時間拘束 4. リスクと時間拘束 5.

第4章 観察のリスクと機能システムのコード化

1. 観察のリスク 2. 機能システムのコード化に伴うリスク

5-3. 技術とエコロジー問題

5-2. ハイテクノロジーの経験

5-1. 技術概念の再検討

3つの技術規定 機能作用する単純化 因果的閉鎖性 制御された因果関係/制御されない因果関係 [108] 「技術」概念の内側 「技術」として指示されているほうの側面は、因果関係というメディアの中で機能作用している単純化である 単純化されている領域の内部…

第5章 ハイテクノロジーという特殊事例

1. 技術概念の再検討 2. ハイテクノロジーの経験 3. 技術とエコロジー問題

第6章 決定者と被影響者

1. リスク/危険と連帯 2. 決定の「形式」 3. 《被影響者》の定義の流動性 4. コミュニケーションへの期待と困難 5. リスクの帰属と因果性の問題 6. リスクと信頼/不信

第7章 抗議運動

1. システムとしての抗議運動 2. 規範に指向した抗議運動 3. 社会主義運動について 4. 抗議運動と《リスク社会》

第8章 政治への要求

1. 政治システムのコード化とリスク 2. 「決定を下すべき正しい時点」という考え方について 3. 参加・情報・倫理 4. 政治システムによるリスクの変換 5. 政治と法の構造的カップリング 6. リスクと合理性

第9章 経済システムにおけるリスク

1. 貨幣メディアとリスク 2. 銀行システムの機能 3. 新しい資金調達手段

第10章 組織におけるリスク行動

1. 組織という社会システムと決定 2. 決定と時間 3. リーダーシップの役割

第11章 そして科学は?

第12章 セカンドオーダーの観察