passion

涜書:ニクラス・ルーマン『パッシオンとしての恋愛』

Love as Passion: The Codification of Intimacy (Cultural Memory in the Present)作者: Niklas Luhmann,Jeremy Gaines,Doris L. Jones出版社/メーカー: Stanford University Press発売日: 1998/07/01メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (15件) …

ルーマン『パッシオンとしての恋愛』>第6章「過剰のレトリックと不安定性の経験」

読書会@新宿。 30段落〜最後。Love as Passion: The Codification of Intimacy (Cultural Memory in the Present)作者: Niklas Luhmann,Jeremy Gaines,Doris L. Jones出版社/メーカー: Stanford University Press発売日: 1998/07/01メディア: ペーパーバッ…

ルーマン『パッシオンとしての恋愛』

第6章「過剰のレトリックと不安定性の経験」9〜18段落。

涜書:ミシェル・フーコー『快楽の活用』

ミシェル・フーコー、『性の歴史:快楽の活用』、田村 俶訳、3,045円、337頁、新潮社、ISBN:4105067052、[1984→]1986/10 序文 第1章 快楽の道徳的問題構成 第2章 養生術 第3章 家庭管理術 第4章 恋愛術 第5章 真の恋 結論 序文、第1章。

涜書:ミシェル・フーコー『知への意志』

ミシェル・フーコー、『性の歴史:知への意志』、渡辺守章訳、2,520円、217頁、新潮社、ISBN:4105067044、[1975→]1986/09 読了。

デュルフェ『アストレ』

邦訳がない。 17世紀文学:プレッシューとビュルレスクhttp://www.seinan-gu.ac.jp/~masimo/Lit.classique.html プレッシュー 17世紀の前半にはいわゆる「プレッシュー」precieux な傾向が流行った。ランブイエ公爵夫人のサロンを中心に生まれた文化。ロー…

お買いもの:ラ・フォンテーヌ『コント』

ラフォンテーヌ、ビブリオ。 http://www.alalettre.com/lafontaine-biblio.htm ラ・フォンテーヌ、『ラ・フォンテーヌの小話(コント)』(現代教養文庫)、三野博司・木谷吉克訳、210頁、448円、1987年、ISBN:4390112074 ラ・フォンテーヌ、『愛の神のいた…

お買いもの:アプレイウス『アモルとプシュケ』

アプレイウス+ M.クリンガー、『アモルとプシュケ』(アモルとプシュケ叢書)、谷口勇訳、2,520円、189頁、而立書房、ISBN:4880591661 シェイクスピアも親炙し、エズラ・パウンドも心酔した、アプレイウスの「アモルとプシュケ」を、M・クリンガーの挿絵と一…

アモルとプシュケ

偉い人発見。 http://www.charsbar.com/latin/index.cgi/apuleius_psyche

ルーマン『パッシオンとしての恋愛』

ニクラス・ルーマン 『パッシオンとしての恋愛:親密性のコード化』 読書会@新宿。 第5章「恋愛への自由:理想からパラドクスへ」16段落〜。ようやく終了。 「理想」の話から始まった5章。いよいよ本論か。と思いながら読んでいたら章の半分まできたとこ…

ルーマン『パッシオンとしての恋愛』第5章「恋愛への自由:理想からパラドクスへ」

ニクラス・ルーマン 『パッシオンとしての恋愛:親密性のコード化』 読書会@新宿。 07段落〜10段落まで。5章からようやく「本論」。きっといままでより抽象度が下がる筈──という望みはあっけなく裏切られ。 さっぱりわからず。さっぱり進まず。泣きそうに…

第4章:恋愛ゼマンティクの進化

ニクラス・ルーマン 『パッシオンとしての恋愛:親密性のコード化』 読書会@新宿。 12段落〜最後まで。 中央線の事故で遅刻者続出。だらだらまたりと過ごす。 4章は、本全体の「あらすじ/ラフスケッチ/ダイジェスト」なのだが、特に後半部分は飛躍が多く…

第4章:恋愛ゼマンティクの進化

ニクラス・ルーマン 『パッシオンとしての恋愛:親密性のコード化』 読書会@新宿。 前日南大沢某ゼミで4章を担当したN西さんからレジュメの提供を受け、急遽、「参加者の60%が2日続けて4章を読んでみるよ」という 激しく酔狂な 内容の濃い 企画に。 第…

ウートラム『フランス革命と身体』

「文明化の過程の神話」を看板に掲げたデュルのシリーズ本をちらちらとみてみたのだが、 ハンス・ペーター・デュル 『裸体とはじらいの文化史:文明化の過程の神話』叢書ウニベルシタス、1990/12、法政大学出版局、4,515円 『秘めごとの文化史:文明化の過程…

第5章:理想から逆説へ(第一回)

ルーマン『パッシオンとしての恋愛:親密性のコード化』読書会@新宿西口。 第1段落〜6段落まで。議論の運びが かなりまともになってきた*1。よかったよかった。 読書会の参加者を募集しているよ。2週に1度のペースで、英訳本を、かなりゆっくり(泣)読…

俺が凄い勢いで古典を読むスレ:エラスムス『子供の礼儀作法についての覚書』

読了。めちゃワロタ。 デシデリウス・エラスムス、『子供の礼儀作法についての覚書』in 『エラスムス教育論』、中城進訳、二瓶社、ISBN: 4931199321、1994/12、2,854円 エリアス『文明化の過程』を読んでて意味不明な箇所があったんだけど。 ノルベルト・エ…

セヴィニェ婦人手紙抄

俺が激しい勢いで古典を読むスレ。ったって一日読書時間1時間+αじゃ遅々として一向にすすまんぞ(°Д°)ゴルァ! オフラインの古書店に立ち寄ったらたまたま売っていた罠。 セヴィニェ婦人(1626-1696)、『セヴィニェ婦人手紙抄』(1667〜1672)、井上究一郎…

文明化の過程:エラスムス(つづき)

第2部「人間の風俗の独特の変化としての「文明化」について」 第3章「ルネッサンスに置ける人間の振る舞いの変化の問題」 論点二つ。 社交形式についてのエラスムスの論じ方(p.171-) 「人間の振舞い・社交形式・不快感の移り変わり」と関係のある社会の…

文明化の過程:エラスムス

エリアス本引用、その2。 ここは「ゼマンティク論」との類縁性を みてとりたくなってしまうところ(のたとえば一つ)。 [略] すでに十六世紀において、[エラスムス『少年礼儀作法論』の影響下で]フランスの活字のある特定の型のものが「礼儀civilite」…

エリアス『文明化の過程』

せっかく久々に再読し(ちゃっ)たので、ルーマン『パッシオンとしての恋愛』読書会の資料として、ちょい長めの引用をしてみる私♪ ノルベルト・エリアス、『文明化の過程』(上:ヨーロッパ上流階層の風俗の変遷)、赤井慧爾・中村元保・吉田正勝訳、法政大…

お買いもの

D・エラスムス、『エラスムス教育論』、中城進訳、二瓶社、ISBN:4931199321、1994/12、2,854円 内容(「MARC」データベースより) 15・6世紀の代表的なユマニスト・エラスムスの教育論3編を収める。エラスムスが生きた時代の教育的要求、エラスムスの教育論…

友愛の歴史社会学

葛山泰央、『友愛の歴史社会学:近代への視角』(現代社会学選書)、岩波書店、ISBN: 4000265148、2000/11、3360円 http://d.hatena.ne.jp/contractio/20040525#1085445181やややややや。 友愛は〈無気味なもの〉として姿を現す。例えば、「歓待性」と「敵対…

『エプタメロン(七日物語)』

俺がすごい勢いでいろんな古典文学を読むスレ。http://d.hatena.ne.jp/contractio/20040601#1086017233/http://d.hatena.ne.jp/contractio/20040601#1086017508 マグリート・ダングレーム、『エプタメロン:ナヴァール王妃の七日物語』(執筆1542〜1579頃/…

セニョーボス届く。

http://d.hatena.ne.jp/contractio/20040531#1085973129がんばって読まねばならんものかどうかはなはだ疑問だが*1、邦訳にはほかにこんなのがあるようだ。とりあえずメモ。 『現代文明史』、煙山専太郎訳、大日本文明協会、[1890→1909] 『欧州現代政治史(…

引き続き12世紀ネタ収集

うっけけけけけけー。みつけたぞ。インターネットってすばらしー。http://d.hatena.ne.jp/contractio/20040601#1086056001永嶋哲也さんの論文。 永嶋哲也、「文化の古層:恋愛と個性の思想史的考察」 [link] [pdf:35k]、比較思想史学会福岡支部第46回大会、…

18世紀イギリスにおける小説(とその読者)の誕生

ローレンス・ストーン、『家族・性・結婚の社会史:1500年‐1800年のイギリス』、北本正章訳 勁草書房、1991/07、5460円、isbn:432665127X http://d.hatena.ne.jp/contractio/20040530#1085928784 と、 イアン・ウォット、『イギリス小説の勃興』、橋本宏訳、…

なんてこった。

訳書がもう一つ出ている? イアン・ワット、『小説の勃興』、藤田永祐訳、南雲堂、ISBN:4523292558、1999/09、4725円 南雲堂:http://www.nanun-do.co.jp/books.kenkyu.html

(今日のぼやき)

比較的最近の研究動向──ショーター(1975)に対する批判とか(当然あるよね?)、でそのあとどうなった、とか──を誰か教えてくれなさい。とりあえずgoogle:感情革命でググってみたりするがめぼしいものは見つからず。うーむ。 覚悟決めて『女の歴史』読みま…

工藤庸子『フランス恋愛小説論』>『クレーヴの奥方』

『クレーヴの奥方』を読んでみて、すこし戸惑いを感じてこんな「ごく素朴な疑問」を書いてみたわけだが。 えとね。いろんな意味でおもしろかったんだけどさ。 ちょっとこまってしまったことには、「近代的心理小説の嚆矢」とされるらしいこの小説ですが、ど…

クレビヨン・フィス

第7章13段落目。注32。翻訳無しorz。 Claude Crebillon*, Les egarements du coeur et de l'esprit, (1736- 8) 注33。 スタンダール(1783-1842)、『恋愛論』(1822)、大岡昇平訳、新潮文庫、ISBN: 4102008055、1986/01、740円 クレビヨン・フィスについて…