【選定】清水幾太郎(1972)『本はどう読むか』

本はどう読むか (講談社現代新書)作者:清水 幾太郎講談社Amazon 目次 はしがき 003 1 私の読書経験から 007 2 教養のための読書 037 3 忘れない工夫 069 4 本とどうつきあうか 5 外国書に慣れる法 6 マスコミ時代の読書 1 新しいマスメディアの出現 2 マス・…

【選定】アドラー&ドーレン(1940)『本を読む本』

本を読む本 (講談社学術文庫)作者:J・モーティマー・アドラー,V・チャールズ・ドーレン講談社Amazon原題は How to Read a Book. そちらのほうがよくないですか。 日本の読者の皆さんへ(アドラー) 第一部 読書の意味 1 読書技術と積極性 2 読書のレベル 3 …

【選定】橋本陽介(2020)『「文」とは何か─愉しい日本語文法のはなし』

「文」とは何か 愉しい日本語文法のはなし (光文社新書)作者:橋本陽介光文社Amazon 目次 はじめに 第一章 「文」とは何かという根源的な問い 第二章 助詞と助動詞は秘密の塊 第三章 「文」と西洋ロゴス 第四章 「文」とは、必要なことが必要なだけ表されたも…

【選定】ジュネット(1972)『物語のディスクール:方法論の試み』

これが選ばれることは絶対にないと思いますが。苦手科目克服的な意味で再読。物語のディスクール: 方法論の試み (叢書記号学的実践 2)作者:ジェラール ジュネット水声社Amazon 目次 まえがき 序 I 順序 II 持続 III 頻度 IV 叙法 V 態 あとがき 序

The Five Books:ウェーバー(1920)『社会学の根本概念』読書会

https://the-five-books-max-weber-sociology.peatix.com/ 社会学の根本概念 (岩波文庫 白 209-6)作者:マックス ヴェーバー岩波書店Amazon

涜書:ウェーバー(1920)『社会学の基礎概念』

読書会用 社会学の基礎概念作者:マックス ウェーバー恒星社厚生閣Amazon 社会学の基礎概念 (1953年) (角川文庫〈第609〉)作者:マックス・ウェーバーAmazonISBN:4003420969 ISBN:B000J9P61U 目次 緒言 01 社会学と社会的行為の「意味」との概念 I 方法的基礎 …

酒井泰斗+吉川浩満「読むためのトゥルーイズム」第三回

「哲学の講義」案内ページに、吉川浩満さんとの共著連載「読むためのトゥルーイズム」のためのセクションを設置しました。 現在は投稿フォームへのリンクを置いてあります。連載に関する疑問・質問などお寄せください。執筆の参考にさせていただきます。 い…

告知:書評「マラニー&レア『リサーチのはじめかた』」@『學鐙』

丸善雄松堂の企業PR誌『學鐙』に寄稿しました。3/5発売の學鐙春号(Vol.121 No.1)に掲載されます。學鐙 2024年 03 月号 [雑誌]丸善雄松堂Amazon特集『いまそこにある問いと謎』にちなみ、マラニー&レア『リサーチのはじめかた』の書評を担当しました。 ト…

The Five Books:カント(1785)『人倫の形而上学の基礎づけ』読書会

プロレゴーメナ/人倫の形而上学の基礎づけ (中公クラシックス W 42)作者:カント中央公論新社Amazon

お買いもの:カント(1785)『道徳形而上学の基礎づけ』

読書会用。せっかく御子柴新訳が出たのでこの機会にそちらも購入してみた。道徳形而上学の基礎づけ作者:イマヌエル・カント人文書院Amazon 版元:http://www.jimbunshoin.co.jp/book/b613113.html

今月の50冊

中華の成立: 唐代まで (岩波新書) 渡辺 信一郎 244p ISBN:4004318041 南北戦争の時代 19世紀 (岩波新書) 貴堂 嘉之 234p ISBN:4004317711 植民地から建国へ 19世紀初頭まで (岩波新書) 和田 光弘 241p ISBN:4004317703 論理学 考える技術の初歩 (講…

【みなさんの】♪祝『ワードマップ エスノメソドロジー』第11刷【おかげです】

『ワードマップ エスノメソドロジー』が11刷とのこと。 めでたいですが、17年かけてやっと11かよという気もしますし、絶版になってないことを幸福と思わねばならない気もします。 ともあれ、ご購入いただいた皆さんありがとうございました。エスノメソドロジ…

いただきもの:朱喜哲(2024)『人類の会話のための哲学:ローティと21世紀のプラグマティズム』

写真を残したいパッケージでお贈りいただきました。 どうもありがとうございます。人類の会話のための哲学: ローティと21世紀のプラグマティズム (nyx叢書, 008)作者:朱 喜哲よはく舎Amazon

「哲学入門読書会」紹介09:オリエンテーション3/3──2a-4. 読解方針:主導的な問いを文書について問う3/3

「非哲学者による非哲学者のための哲学入門読書会」スタッフのnoteに、読書会紹介記事の九つ目をアップしていただきました。 本を読み始めた初期段階においてすら実行可能な読書会参加準備作業の3つ目として、「第二水準の要約」から書籍の話題構造の特定へ…

いただきもの:ロバート・ノージック(1989→2024)『生のなかの螺旋』

どうもありがとうございます。生のなかの螺旋 ――自己と人生のダイアローグ (ちくま学芸文庫 ノ-11-1)作者:ロバート・ノージック筑摩書房Amazon

いただきもの:新藤雄介(2024)『読書装置と知のメディア史』

どうもありがとうございます。 わたくしの「あとがきだけ登場」人生にまた新たな1頁が。読書装置と知のメディア史: 近代の書物をめぐる実践作者:新藤 雄介人文書院Amazon

今月の50冊

A Foucault Primer Discourse, Power and the Subject Alec McHoul 164p ISBN:0522845770 The Spectacle of History: Speech, Text, and Memory at the Iran-Contra Hearings (Post-Contemporary Interventions) Michael E. Lynch 368p ISBN:0822317389 …

酒井泰斗+吉川浩満「読むためのトゥルーイズム」第二回

(吉川さん撮影) 文藝春秋社の老舗文芸誌『文學界』にて吉川浩満さん開始した共著連載ですが、第二回もなんとか無事(でないなりに)入稿できました。が、月刊スケジュール、ヤバいとしか言いようがないですね。すぐ次の号の準備にとりかからないといけない…

涜書:西阪仰(2008)『分散する身体:エスノメソドロジー的相互行為分析の展開』

文學界連載用準備。全5章407ページ。 表紙に記されている英語タイトルは The Body Distributed.分散する身体―エスノメソドロジー的相互行為分析の展開作者:西阪 仰勁草書房Amazon はじめに 断片に用いられている記号 序章 相互行為分析のプログラム――「暗黙…

The Five Books:E.H.カー(1961)『歴史とは何か』読書会

歴史とは何か 新版作者:E.H.カー岩波書店Amazon 主催:The Five Books 講師:山野 弘樹 各講義の概要 第1回 (2024年1月22日 20:00-21:30)の内容: まずは、『歴史とは何か』をより効果的に精読するための準備段階として、「歴史の哲学」という主題に含ま…

松沢裕作 単著執筆準備作業進捗報告互助会 第14回

特集:メルロ=ポンティ(1938/1942)『行動の構造』

文學界連載のためにおうちにあるポンチ本を読んでいます。 刺激-反応-行動概念について。行動の構造作者:メルロ=ポンティみすず書房Amazon ISBN:4622083701 ISBN:462208371X 版元 https://www.msz.co.jp/book/detail/08370/ 『メルロ=ポンティ・コレクション…

酒井泰斗+吉川浩満「非哲学者による非哲学者のための(非)哲学の講義」(2023年度第4期)

2021年4月からのシリーズでは、高校卒業程度の知識と学力のみを前提として、読めば読めてしまう まったく難しくない本を使った講読演習をおこなっています。PDFに色を塗ったり、グラフや表を作ったり、図を描いたりなどなど、様々な演習を通して実際に手を動…

いただきもの:マシュー・スチュワート『マネジメント神話』

偶然コンサルタントになる 第1章 数字で仕事をする クジラ曲線 銑鉄の物語 大卒者 銑鉄物語の真実 クジラ狩りの方法 マネジメントの虚像 岸に戻る 第2章 人間を第一に 独立記念日 人間至上主義のイデオロギー的起源 反革命 人間についての正しい研究 ピラミ…

渋谷のラジオBRCにて連載「読むためのトゥルーイズム」をご紹介いただきました。

宮崎智之さんと今井楓さんがパーソナリティをつとめる 渋谷のラジオ「BOOK READING CLUB」にて、哲学入門読書会 にも参加していただいている宮崎智之さんに、連載「読むためのトゥルーイズム」をご紹介いただきました。 今月からスタートする文芸誌の連載記…

YouTubeチャンネル 哲学の劇場にて連載「読むためのトゥルーイズム」紹介動画が公開されました

文藝春秋社の文芸誌『文學界』にて開始した吉川浩満さんとの共著連載「読むためのトゥルーイズム」について、紹介動画を作成していただきました。(42分33秒) 連載タイトルである「トゥルーイズム」について、山本貴光さんの最新刊『文学のエコロジー』とも…

雑誌連載「読むためのトゥルーイズム」がスタートします

文藝春秋社の文芸誌『文學界』にて吉川浩満さんとの共同連載がスタートします。吉川さんと共同開催している朝カル講座 と 哲学入門読書会 を原稿化したものです。 タイトルは「読むためのトゥルーイズム」、初回掲載号は2024年1月6日発売の2月号です。文學界…

借りもの:バルト(1966)『物語の構造分析』/加藤典洋(2004)『テクストから遠く離れて』

文學界連載用資料。 加藤典洋が書いたものをほぼ初めて読んでみているのだが全般的に議論が雑すぎてまったく先に進めない。甚だしく苦痛。物語の構造分析作者:ロラン・バルトみすず書房Amazonテクストから遠く離れて (講談社文芸文庫)作者:加藤典洋講談社Ama…

今月の50冊

カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第1巻 細胞生物学 (ブルーバックス) デイヴィッド・サダヴァ 318p ISBN:4062576724 シラバス論:大学の時代と時間、あるいは〈知識〉の死と再生について 芦田宏直 560p ISBN:4794971621 アメリカ労務管理論史 岩…

お買いもの:小谷野敦(2010)『現代文学論争』

文學界連載用資料。苦手分野克服の旅(苦行 どの章も「知らんかった」という話ばかりですが、「知りたくなかった」という話ばかりです。 文学さんもたいへんだな。現代文学論争 (筑摩選書)作者:小谷野 敦筑摩書房Amazon 版元:https://www.chikumashobo.co.j…