眠れない(爆
涜書:クワイン『論理的観点から』
論理的観点から―論理と哲学をめぐる九章 (双書プロブレーマタ)
- 作者: W.V.O.クワイン,Willard Van Orman Quine,飯田隆
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 1992/11/01
- メディア: 単行本
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- Jeff Coulter, "Logic: Ethnomethodology and the Logic of Language" in
Ethnomethodology and the Human Sciences
- 作者: Graham Button
- 出版社/メーカー: Cambridge University Press
- 発売日: 1991/09/05
- メディア: ペーパーバック
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- Jeff Coulter, "Contingent and A Priori Structures in Sequential Analysis", HUMAN STUDIES, Vol. 6, No. 4, 361-376, October 1983.
1983年論文を読んだときに、「なにいってっかわかんね」と思いつつも放置してたんだけど、「Logic」論文のほうに再度顔を出していることがわかったのと、これが83年論文中の「様相の特定」というキャッチコピーに関係していることを思い出し、やはり確認せねばと思い直す。
「指示と様相」論文のほうは、<様相論理学に顔を出す 不透明な指示 という問題に対するこれまで提案された「分析的」な方針にもとづく打開策は、論者の つもり に反して、アリストテレス的な本質主義的形而上学を前提としたものになってしまう(からだめだ)>が趣旨。
で、「分析的」〜「アリストテレス的本質主義」という論点でもって、読者は「二つのドグマ」論文に引き戻される事になる。
──という話はそれとして、この話とクルターの議論がどう関係するのか。
要再考。
関係あるとしたら、「指示の不透明性は、対象の──属性によってではなく──与えられ方によって生じるのだ。それを無視しちゃダメだ」(大意)というところかなぁ。...
『社会の芸術』続報
ISBN:4588008005。
もはやどのくらいあてになるのか定かではないが、再度再度10月29日発売11月9日発売とのアナウンスが。
っていうか修正されて頁移動してるよ.....。
11月9日発売
というか 何 だ こ の 値 段 は。
涜書:クルター「会話分析・論理文法分析における偶発的かつ先験的な構造」
- Jeff Coulter, "Contingent and A Priori Structures in Sequential Analysis"(1983)
- クワイン、「経験主義の二つのドグマ」
昼食。
ひょっとして クルター先生、「modal specification」って言葉を、「turn type の同定」とほとんど同じ意味のつもりで謂っている*、ということなのか? ──が、この解釈はあまり楽しくない。というか たいそう楽しくない気がする。だって言い換えてみた利得**がわからないじゃないの。
* 「ターンタイプの同定」は「様相の特定」の(ひとつ、あるいは、その) よ う な も ん だ、と。
** もちろん、もっともベタな利得の可能性は、<「様相」についての哲学的な考察が、ここでのターンタイプの同定に関する議論に「応用・転用」できる>、というものだが。しかし応用ってなんだ。
** もちろん、もっともベタな利得の可能性は、<「様相」についての哲学的な考察が、ここでのターンタイプの同定に関する議論に「応用・転用」できる>、というものだが。しかし応用ってなんだ。