読書会@三田。asin:4623029913
- IV 法妥当の実定性
- V 結果思考の法解釈上の諸問題
- VI 法律的論証の特性
- VII 正 義
- VIII 法社会学の効用
日本語になってないところ多し。かなりわけわからない。
トピックはやはり『社会の法』にかぶっているような気がするが、しばらく離れているのでもはやほとんど覚えておらず。再読せねば。
ところで、「実定性(実定的)」が載っていない辞書を使っているNMTM君は、辞書を買い替えるべきだ、と思った。
読書会@三田。asin:4623029913
- IV 法妥当の実定性
- V 結果思考の法解釈上の諸問題
- VI 法律的論証の特性
- VII 正 義
- VIII 法社会学の効用
日本語になってないところ多し。かなりわけわからない。
トピックはやはり『社会の法』にかぶっているような気がするが、しばらく離れているのでもはやほとんど覚えておらず。再読せねば。
modal specification て、べつに術語じゃないよな?
それともなにか特別な意味が??
本日のランチ。
ごらんのとおり、『法の社会学的観察』は『社会の法』前半部のレジュメになっている。
『法の社会学的観察』(1986) | 『社会の法』(1993)
|
ただし「観察」の節見出しは訳者が付けたもの。
- 第01章:法理論はどこから出発すべきか
- 【法の作動レヴェルの統一性:基底的自己準拠(=オト(・∀・)ポイエンチス!)】
- 【閉鎖】第02章:法システムの作動上の閉鎖性[→作動を結びつけるシンボルとしての「妥当」:実定法の実定性について]
- 【機能】第03章:法の機能[→<機能(=一般化)/遂行(=コンフリクト解決・行動制御)> と 組織]
- 【構造】第04章:コード化とプログラム化
- 【法の観察レヴェルの統一性:自己観察と偶発性定式】
- 第05章:偶発性定式としての正義[→観察を結びつけるシンボルとしての「正義」]
- 【中間考察:「進化論的記述」の採用をめぐる省察=正当化】
- 第06章:法の進化
- 【二次の観察:相互行為-と-テクスト-における/による-過程的自己準拠】
- 第07章:法システムにおける裁判の位置【→相互行為】
- 第08章:法的論証【→テクスト】
- 【構造的カップリングとその限界】
- 第09章:政治と法
- 第10章:構造的カップリング
- 【二次の観察:反省的自己準拠(反省理論)】
- 第11章:法システムの自己記述
- 第12章:社会とその法
前項の続き。
『社会の法』(1993) の「正義」の章では、初発の定式として、こんなふうにいわれておりますな:
だからわれわれはまずもって、区別を用いて正義の問題を限定しておく事にしよう。すなわち正義という時に問われているのは自己言及であるが、
- ただしそれは作動としてではなく、観察としてである、と。
- またコードのレベルにおいてではなく、プログラムのレベルにおいてである、と。
これらすべてが意味するのは、
- 不正義の(‥)法システムが存在しうるということである。ただし、
- システムの作動レベルのオー■ポイエーシスも、また不変であらざるを得ないコードも、《正義》ではありえないのである、と。[p.240]
4番目の「不正義の(‥)法システムが存在しうる」ってのが、ちとわからないですが。
ニクラス・ルーマン
法システムと法解釈学
1974→1988
日本評論社
土方透訳
ISBN:4535577099