涜書:高尾『組織と自発性』

高尾本週間の朝食。
合評会の申し込みは閉め切りました。

組織と自発性―新しい相互浸透関係に向けて

組織と自発性―新しい相互浸透関係に向けて


田中さんの合評会参考資料が公開されていたので、こちらからもリンクを張っておきます。

みなさんのおかげです

高尾本週間の前半。
ひとさまが手ずから複写&送付してくださった論文を俺がありがたく読むスレ。略称なし。

日本における潜行先行研究として触れられているのは、サトベン『社会学的機能主義の研究』のみ。
意外に──いうたらアレだが──おもしろかった。



俺は説明はしない

と見栄を切るルーマン先生に対して「お前は説明しないからダメだ」と煽るマインツ先生

に対して、「しないといってるひとにこんな批判しても無駄だと思う」(大意)と適切にツッコミつつも「やっぱり説明しないルーマンはヘンだと思う」(大意)と議論をまとめる村田先生

みんな萌え♪ ──というまとめで。

涜書:高尾『組織と自発性』

高尾本週間の後半。
isbn:4561264272 2章・3章・4章

二章 規範的組織モデルの組織コンテクスト編成

  • はじめに
  • 二つの組織モデル──官僚制とアソシエーション
  • アソシエーション型モデルと目的
    • 「構造」としての組織目的
    • 組織目的の不確定性
    • 組織目的を巡るポリティクス
  • 官僚制モデルと権限
    • 支配の正当性と官僚制組織
    • 官僚制組織における組織的行為
    • 権限が機能する条件
    • 組織への一体化と権限の背景化
    • 環境の流動化と上位権威の成立
  • リーダーシップというブラックボックス
    • リーダーシップによる補完
    • 両モデル間の相互補完
    • ブラックボックスとしてのリーダーシップへの依存

お客さま

の検索語をトリガーに 俺がお買いものをするスレ。

死語の世界。
「解釈主義」とか「ミクロ-マクロ」とか。いまどき小学生でも言わないけどな。


http://d.hatena.ne.jp/contractio/20051218#1134832997
古書店に出ていなかったこれが 出ていた:

組織理論のパラダイム―機能主義の分析枠組

組織理論のパラダイム―機能主義の分析枠組

2000円。
まぁ「パラダイム」とか、いまどき小学生でも言わないけどな。


うぅぅぅ...うっかり違う本を買ってしまったようだ。

組織理論のパラダイム革命

組織理論のパラダイム革命

キャンセルできるかな....

つーかこの本どうよ>識者