ブルデュ&ヴァカン『国家の神秘』

朝食。
いや〜、ブルデュ和むわ〜。

国家の神秘―ブルデューと民主主義の政治 (ブルデュー・ライブラリー)

国家の神秘―ブルデューと民主主義の政治 (ブルデュー・ライブラリー)

  • 序章  象徴権力と民主主義の実践(ロイック・ヴァカン)
  • 第1章 ブルデューと民主主義政治についての指針(ロイック・ヴァカン)
  • 第2章 国王の家から国家理性へ――官僚制界の生成についてのひとつのモデル(ピエール・ブルデュー
    • 王朝国家の特殊性
    • 王朝国家に特定の矛盾
    • 王朝の寡頭政治と新しい再生産様式
    • 官僚制化の過程の仕組み
    • 委任の回路と行政の界の生成
  • 第3章 公職という神秘――特殊意志から一般意志へ(ピエール・ブルデュー
    • 意見の集合的な精緻化と意見の統計的な集計
    • 被支配者に不利に作用する票の論理
    • 集合的異議申し立ての二律背反
    • 対面しての対話と真の民主主義
  • 第4章 責任をともなう学問――ブルデューの政治参加について(フランク・プーポー&ティエリー・ディスポロ)
  • 第5章 アンシャン・レジーム期の無記名投票――選挙という実践を二重に歴史化する(オリヴィエ・クリスタン)
  • 第6章 「国民に語らせる」――世論調査の社会的用法と、調査へのさまざまな反応について(パトリック・シャンパーニュ
  • 第7章 「国家貴族」の統治における象徴権力(ロイック・ヴァカン)
  • 第8章 チェコスロバキア政治界の形成と解体(ジル・エイヤール)
  • 第9章 帝国主義的理性の狡知(ピエール・ブルデュー&ロイック・ヴァカン)
  • 民主主義・政治に関するピエール・ブルデューの主要著作


論文「国王の家から国家理性へ」が勉強になります。

あいかわらず、いろんなひとの神経逆撫でしまくってて素敵。

[p.]