マイケル・リンチ(1993→2012)『エスノメソドロジーと科学実践の社会学』 第5章「ウィトゲンシュタイン、規則、認識論のトピック」


5-1. ウィトゲンシュタインと規則の懐疑主義

クリプキ懐疑主義ウィトゲンシュタイン解釈と、その派生物である既存の科学社会学の紹介。ここだけで章の50%ある。

5-2. 定式化と実践的行為

ガーフィンケル&サックス(1970)「実践的行為の形式構造について」を紹介する節。

  • (n69) サックス講義録「Omnirelevant Devices; Settinged Activitie: Indicator Terms.」(1967年2月16日)
    Indicator Terms は指示語。
  • [229] まとめ
    ガーフィンケルとサックスの議論から私たちが学んだのは、
    「インデックス的表現の合理的特性」は、活動を定式化しようという努力をかき乱したり、出し抜いたりするどころか、あらゆる定式化の意味・レリヴァンス・成功ないし失敗を理解するための不可欠の基盤を付与する
    、ということである。

5-3. 数学の社会学から数学の実践学へ

5-4. ウィトゲンシュタインの経験的拡張にむけて