不可能だっていいじゃないか。無知だっていいじゃないか。

だって もでるねだもの。
http://d.hatena.ne.jp/hidex7777/20040225#p4

つまり、「近代」とは、それ自体が「近代的」な言葉、「近代的」な概念なのであり、それが「いまなおわれわれにとって同時代であるところのもの」だという自覚を超えて、その言葉の意味なり概念なりを明らかにすることは不可能なものなのです。そうした文脈にあって、人は、「近代」とは「近代的」なものだという思考の循環的な回路からそとへ踏み出すことはできません。この不可能と無知こそ、われわれにとっての真の問題であるはずです。
はてなダイアリー - 日曜社会学別館:出不ろぐ | de√Blog
そっか、「セクシュアリティの近代」とか言ってないで、「近代の近代」と言うべきなのね。誰か『近代の近代』ってタイトルで本書けばいいのに。
『社会の社会』とかってありえないタイトル*1だが、『近代のモダニティ』ならまったくありうるね。というかいかにもありそうだ。
かつて2ちゃんねらのみなさまが私のために考えてくださった「来るべき著作」のタイトルは、『泰斗の泰斗』でしたが。これは日本語として かろうじてありうるものか、と。。

ところで、いやしくも蓮實大先生のものされた文章をもったいなくも引用させていただくに当たって、発言者である大先生の名を明示しないとは何事ですか(あたかも私の発言であるかのように読めてしまいますよ)。
猛省しる。>hidex

*1:にもかかわらず、聞いただけで脱-この世しそうなこのタイトルをもつ本はこの世的に現実存在する。‥‥というかチームBBのみなさん 翻訳はかどってますか〜 がんばってくださいねー。「校正係」とか必要なときにはいつでも連絡くださーい。