
- 作者: J.ハーバーマス,N.ルーマン,佐藤嘉一
- 出版社/メーカー: 木鐸社
- 発売日: 1984/08/01
- メディア: 単行本
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注釈2aで、フッサールの構成というカテゴリーが二つの点で曖昧であるとされています。
一方では直接的な明証所持 Evidenthaben と作為 Leisten の間、
他方ではたんに受容的な解明と創造的な製作の間
での動揺である。とされていますが、何のことでしょう?
「なんのこと」と聞かれても困るが、
それはもともと、あとは こないだ出た、ザハヴィ『フッサールの現象学』の索引で「構成」を引いて、とりあえずその周辺を読んでみる、とか。
で──手元にないまま読み返さずに続けて書くけど──、その箇所でのルーマンのはなしは、フィンクその議論を追認しつつ、「パーソンズのいう『構成』にも、似たような多義性があるよね」というようなことだったような記憶が。さらにあるいは、「その筋のひと」に尋ねてみる、という手も。>教えて!id:faaくん!──と召喚してみるテスト。
たいそうアンヴィバレントな感じです。たぶん、「【構成】って言葉は、あいまいで仕方ないけど捨てられないよねぇ」、みたいな。
* これ↓
- オイゲン・フィンク「フッサールの現象学における操作的概念」in 『現象学の根本問題』、新田義弘大先生ほか訳、晃洋書房 (1978)もしその箇所でルーマンがこの↑文献を挙げていないとすれば、それはズルをしている、ということなのです(w原論文は、google:Eugen+Fink+operative+Begriffe で探してくれたまえ。
【追記】20060130
すまん。上記エントリはぜんぶ嘘。(というか勘違い。)
「フィンク」を「ラントグレーベ」で、参照文献を下記著作で、それぞれ読み替えてください。

- 作者: L.ラントグレーベ,山崎庸佑
- 出版社/メーカー: 木鐸社
- 発売日: 1980/05/01
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【追記】20060206
「ぜんぶ嘘」というのは嘘でした。お詫びして訂正いたします。