たいへん興味深い。
この本は、西垣先生のこれまでの著作としてよく知られているもの──とくに「評論」や「エッセイ」「小説」とは異なる、本格的な理論的アプローチであり、この数年間、取り上げてきたオートポイエーシス、生命記号論、メディオロジーなどそれぞれ異なる出自をもつ理論をひとつの地図の上に置こうという、誰もやっていない壮大な試みの“アウトライン”が描かれたものなのだと思います。
http://www.myprofile.ne.jp/blog/archive/sammyhm/45
──とすると。
要するに読者である私の役目は「すごい!」とうなって青ざめて見せることなのだろうか*1。
「誰もやっていない壮大な試み」であることについては異論ありませーん。