カードーゾBenjamin Nathan Cardozo (1870-1938)にはけっこう翻訳があるようだ。
- ベンジャミン・ナタン・カドーゾ、『法の發達』、守屋善輝譯 、第一出版 、1949
- B.N.カドーゾ、『法の成長』、守屋善輝訳、中央大学出版部、1965
- Benjamin N. Cardozo, The Growth of the Law, Lightning Source Inc ; ISBN:0300094825
- B.N.カドーゾ、『司法過程の性質』、守屋善輝訳、中央大学出版部、1966
- Benjamin N. Cardozo, The Nature of the Judicial Process, Wm Gaunt & Sons ; ISBN:1561694207 ; 8th Rep
- B.N.カドーゾ、『法律学上の矛盾対立』(日本比較法研究所叢書4)、守屋善輝訳 、中央大学出版部 、1974
- Benjamin N. Cardozo, Paradoxes of Legal Science, Greenwood Pub Group ; ISBN:0837132630
しかし、手に入らないなぁ。。。
ところで『法の發達』と『法の成長』は、違う本ですか? 20年後に同じ人が訳し直した?(たぶん同じだよな。)
注44。Cardozo, The Paradox of Legal Science, New York 1928 からの引用。
自由を法学的概念と考えた場合、そこには根本的パラドックスが含まれていることになる。自由とは、もっとも字義通りの意味では、法の否定である。法は制限であり、制限の欠如はすなわちアナーキーだからだ。[Cardozo, 1928, p.94]
ちなみに、ルーマンは──序文によれば──、『社会の法』ISBN:458800767X / ISBN:4588007688 を書くまえに、コモン・ローの勉強をしに イェシバのカードーゾ・ロースクールに研究に行ってたそうだ。