- 宝月誠、『逸脱とコントロールの社会学:社会病理学を超えて』、1800円、ISBN:464112227X、2004年5月下旬
http://www.yuhikaku.co.jp/bookhtml/comesoon/00008.html
すごい。安い。ていうか、「を超えて」ガデマシタ(・∀・)!
逸脱研究には社会学の主要な理論や方法がすべて反映され活用されている。本書は,古典的なものから最新のものまで,この分野の多様な理論や方法を丁寧にわかりやすく整理したうえで逸脱とコントロールの現象を〈社会的世界論〉の視点から明快に説いた待望のテキスト。
第1は,古典的なものから最新のものまでできるだけ幅広く社会学的な逸脱研究を渉猟し,逸脱やコントロールを理解する上で役立ったり,考慮に値すると思われる理論的知見をできるだけ簡潔に整理した点である。この種の作業は,これまでの知識の鳥瞰図が得られる半面,単純化しすぎることで元々の理論の深みやニュアンスが失われる危険性がある。この危険を承知の上で,逸脱に関する社会学的な知見の目録整理のために,あえていくつかの命題形式の整理を試みている。(「はじめに」より)
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