ブクオフにて待つ。

すごい。安い。ていうか、「を超えて」ガデマシタ(・∀・)!

逸脱研究には社会学の主要な理論や方法がすべて反映され活用されている。本書は,古典的なものから最新のものまで,この分野の多様な理論や方法を丁寧にわかりやすく整理したうえで逸脱とコントロールの現象を〈社会的世界論〉の視点から明快に説いた待望のテキスト。
第1は,古典的なものから最新のものまでできるだけ幅広く社会学的な逸脱研究を渉猟し,逸脱やコントロールを理解する上で役立ったり,考慮に値すると思われる理論的知見をできるだけ簡潔に整理した点である。この種の作業は,これまでの知識の鳥瞰図が得られる半面,単純化しすぎることで元々の理論の深みやニュアンスが失われる危険性がある。この危険を承知の上で,逸脱に関する社会学的な知見の目録整理のために,あえていくつかの命題形式の整理を試みている。(「はじめに」より)



目次

  • 第1章 逸脱とコントロールの捉え方──理論的視点
  • 第2章 逸脱とは何か
  • 第3章 逸脱行為の生成──人はどのようにして逸脱するのか
  • 第4章 逸脱のコントロール
  • 第5章 逸脱とコントロールの研究法