いまや定番のネタになってしまいました。
- ユルゲン・ハーバーマス、『公共性の構造転換:市民社会の一カテゴリーについての探究』、細谷貞雄・山田正行訳、未来社、ISBN:4624011236、第2版、1994/06、3,990円
Roger Chartierの本は、のきなみ在庫切れ。こうやって並べてみながら、個人史-的に-ノスタルジック(?)な-ラインナップだったりすることを再確認する私w。
- ロジェ・シャルチエ、『書物の秩序』、ちくま学芸文庫、長谷川輝夫訳、1996/04、897円、isbn:4480082727
- 内容(「BOOK」データベースより)
- 中世末から18世紀アンシャン・レジーム期のフランス?手写本から活字本へのドラスティックな移行という「グーテンベルク革命」のなかで、大量のテクストはどのように統御されていったのか。『テクスト』と『モノ=書物』と『読書行為』の三極を結びあわせる新しい秩序創出の課程を、読者共同体の成立、テクスト指名の基本原理としての作者の誕生、さらには普遍的図書館への夢、という視点から記述する。「グーテンベルクの銀河系」終焉に臨む現代から、清新な「読書のプラチック論」をもって起源の物語に迫る、興味尽きない仕事。
- 第1章 読者共同体
- 第2章 作者の形象
- 第3章 壁のない図書館
- ロジェ・シャルチエ、『読書の文化史:テクスト・書物・読解』、福井憲彦訳、1992/12、新曜社、1,890円
- 内容(「BOOK」データベースより)
- アンシァン・レジームの社会において、印刷文書の拡大しつづける流通がいかに新しい思想を可能にしたか?。テクストそのものよりむしろ人びとの読書行為の変容に着眼する切り口からこのテーマにアプローチし、新しい文化史の構想を明快に説く。
- 出版社 新曜社
- 文化史の方法と課題:表象・プラチック・領有
- 書くこと・書物・読むこと:3つの歴史とひとつの未来
- 読書行為と書物市場:フランス革命の文化的起源によせて
- 「文化的プラチックと表象」をめぐる歴史家の仕事:ふたつのインタヴュー
- ロジェ・シャルチエ、『読書と読者:アンシャン・レジーム期フランスにおける』、長谷川輝夫&宮下志朗訳、1994/03、みすず書房、4,725円、isbn:4622045680
- 内容(「BOOK」データベースより)
- アナール派以後、もっともめざましい活躍をしているフランスの歴史家シャルチエによる「書物の文化史」の主著。本書を構成する8篇の論文が追究しているのは、16世紀から18世紀にかけてのフランス社会における「書かれたもの」の規範と文化的慣習行動の大いなる変容にほかならない。
- 内容(「MARC」データベースより)
- 祝祭、礼儀作法書、往生術、乞食文学等のテーマ、版元の編集営業両面の戦略の実態、それを受容する都市と農村の「読者」たちの実像から、16世紀〜18世紀のフランスにおける文化的変容を跡づける、新しい民衆史。
- ロジェ シャルチェ、『書物から読書へ』、水林章・露崎俊和・泉利明訳、みすず書房、ISBN:4622033534、1992/05、3,150円
1800円にてげと。
内容(「BOOK」データベースより)
読書という創造的実践を照らし出す新しい文化史学の誕生。歴史学と社会学、テクスト批評の交差によるたわわな成果とシャルチエvs.ブルデューの刺戟的な対話
杉並図書館全部そろえてある。偉い。ありがとう。君はまるで僕の図書館のようだ(意味不明)。
ていうか「たわわな成果」ってw。