手紙/郵便/読書

いまや定番のネタになってしまいました。



Roger Chartierの本は、のきなみ在庫切れ。こうやって並べてみながら、個人史-的に-ノスタルジック(?)な-ラインナップだったりすることを再確認する私w。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    • 中世末から18世紀アンシャン・レジーム期のフランス?手写本から活字本へのドラスティックな移行という「グーテンベルク革命」のなかで、大量のテクストはどのように統御されていったのか。『テクスト』と『モノ=書物』と『読書行為』の三極を結びあわせる新しい秩序創出の課程を、読者共同体の成立、テクスト指名の基本原理としての作者の誕生、さらには普遍的図書館への夢、という視点から記述する。「グーテンベルクの銀河系」終焉に臨む現代から、清新な「読書のプラチック論」をもって起源の物語に迫る、興味尽きない仕事。


  • 第1章 読者共同体
  • 第2章 作者の形象
  • 第3章 壁のない図書館

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    • アンシァン・レジームの社会において、印刷文書の拡大しつづける流通がいかに新しい思想を可能にしたか?。テクストそのものよりむしろ人びとの読書行為の変容に着眼する切り口からこのテーマにアプローチし、新しい文化史の構想を明快に説く。
  • 出版社 新曜社
    • 読書の文化史 書物をめぐる歴史は単なる「テクスト」の歴史ではなく、「モノ」としての形態と人々の「読み方」の変遷の中にある。アナール派の俊英が、フランス革命と書物の関係などの考察を通して、この三つの視点を統合する新しい文化史の構想を明快に語る。


  1. 文化史の方法と課題:表象・プラチック・領有
  2. 書くこと・書物・読むこと:3つの歴史とひとつの未来
  3. 読書行為と書物市場:フランス革命の文化的起源によせて
  4. 「文化的プラチックと表象」をめぐる歴史家の仕事:ふたつのインタヴュー

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    • アナール派以後、もっともめざましい活躍をしているフランスの歴史家シャルチエによる「書物の文化史」の主著。本書を構成する8篇の論文が追究しているのは、16世紀から18世紀にかけてのフランス社会における「書かれたもの」の規範と文化的慣習行動の大いなる変容にほかならない。
  • 内容(「MARC」データベースより)
    • 祝祭、礼儀作法書、往生術、乞食文学等のテーマ、版元の編集営業両面の戦略の実態、それを受容する都市と農村の「読者」たちの実像から、16世紀〜18世紀のフランスにおける文化的変容を跡づける、新しい民衆史。


  • 第1章 規制と創出:祝祭
  • 第2章 差異の創出と文化モデルの普及:礼儀作法と礼儀作法書
  • 第3章 出版戦略と民衆の読書
  • 第4章 規範と行動:往生の術
  • 第5章 書物から読むことへ:都市における印刷物
  • 第6章 表象と慣習行動:18世紀における農民の読書
  • 第7章 青本
  • 第8章 文学的人物像と社会的経験:「青本」における乞食文学

1800円にてげと。

内容(「BOOK」データベースより)
読書という創造的実践を照らし出す新しい文化史学の誕生。歴史学社会学、テクスト批評の交差によるたわわな成果とシャルチエvs.ブルデューの刺戟的な対話

  • 習得
    • 読むこととその難しさについて
    • ヴァランタン・ジャムレ・デュヴァルはいかにして読むことを学んだか:独学の模範例
  • 読みの諸相
    • 書物から読書へ
    • 意味生産行為としての読書
    • 絵画を読む:プッサンの一通の手紙〈1639年〉をめぐって
  • 平均的読者
    • ルソーを読む:18世紀の「平均的」読者像
    • 社会生活のなかの文字文化:18世紀フランスの都市の場合
    • 書物とその魔術:19・20世紀におけるピレネー地方の読者たち
  • 読書のポリティー
    • 読書:ひとつの文化的実践

杉並図書館全部そろえてある。偉い。ありがとう。君はまるで僕の図書館のようだ(意味不明)。

ていうか「たわわな成果」ってw。