- 伊勢田哲治、『認識論を社会化する』、名古屋大
アマゾンに載らないから注文できないよ...。オフラインの本屋に注文出すのはめんどくせ。
認識論・科学哲学と科学・知識社会学を本格的にすり合わせる他、ケーススタディとしてアメリカ社会学における理論的多様化が分析されているので、社会学関係者も必見。
その、「アメリカ社会学」の範囲がどのへんか、というのを早いとこ知りたい。
日本の(?)社会学じゃいつのまにか「下火」になっちゃったということになっているらしい* 「科学社会学」ゾーンだが、「サイエンスウォーズ効果」でめでたくDQNが一掃された「(政策論以外)無風状態」のいまこそ、むしろ「社会構築主義的ではない社会学的科学論***」は十分ウリになるのではないか。
* で、いつのまにか「政策論的」な話ばっかしてるらしい。
*** あるいは、「単にコチーク主義的であるわけではない社会学的科学論」
というか、営業のチャ〜ンス!それ↑が悪いとはいわんし、セイサクもヒハーンも大事かも知らんが、社会学ならまず「理解」だろ「理解」!!
** というか、ぜんぜん一掃されていないがw、とりあえず前よりは白黒つけやすくはなったっぽい気はする。*** あるいは、「単にコチーク主義的であるわけではない社会学的科学論」
──と私は思いたい。のだが、シュパ〜ンシャさんもそれ以外の人も、「いや〜市場がねぇ」「いまは政策論が重要ですよ」、とかいう脳! 私が時代を読み間違っているだけですか?
てことで、伊勢田本は(中味だけでなく) その売れ行きも注目したい。
というか頼む! 売れてくれ!! ひとごとながら。