ASIN:4255002770。
レポまとめ(http://d.hatena.ne.jp/contractio/20040712)に、おにわさんを追加。
今日のシンポジウムで小松美彦氏が「若い外野の2人によるアカデミズムへの挑戦状」と言っていたけれど、
「在野」、ですな。 (引用元修正済み)
アカデミッシャンにとってしか意味の無い形容だと思いますが。もっとも、それをきっちり「内面化」されてがんばっちゃっていらっしゃった、こんな↓方もいらっしゃりはしますけど:
ところで google:米本昌平 したらこんなのがヒット。米本室長の講演録です。
- 米本昌平、『独学の時代:新しい知の地平を求めて』、NTT出版、ISBN:4757140436、2002/08、1,995円
内容:MARCデータベースより 1970年、京都大学ブータン学術調査隊の学生隊員として京都に戻った著者を迎えたのは、荒廃しいっそう管理化された大学の姿だった。著者は、独学で自然科学研究を続け、証券会社に就職する。あらゆる世代におくる一冊。
アマゾンのレビューでこんな↓ことを書いていらっしゃる方がいましたが、まったくもって おっしゃるとおりですな:
この本は、そんな全共闘世代に属する米本さんが書いた半自伝だけど、やっぱりよく分からない。「残る一生は、京大理学部を呪いつぶすために道なき道を歩く」(96頁)と決意して在野の科学者になったそうだけど、ちゃんと恩師(白上謙一さん)は「嵯峨野通い」(110頁)を認めてくれたし、三菱化成生命研究所に就職できたのも一人の大学人(中村禎里さん)がサポートしてくれたおかげだった。それを「アカデミズムの中に共犯者がいた方が、研究がすみやかに進む」(182頁)って言われたら、立つ瀬がないだろうなあ。
- 特別講演「地球環境問題:自然科学と政治の融合」講演録 http://www.jamstec.go.jp/frsgc/jp/sympo/98/yonemoto/
はっはっは。また融合ですよ奥さん。