マルクスについてちょっと調べていたら、こんな本が出ているのに気づいた。また1997年かorz。
買う。
- 加藤尚武、『20世紀の思想:マルクスからデリダへ』(PHP新書 (035))、693円、246頁、PHP研究所、ISBN:4569558631、1997/11
カスタマーレビューをみてて、ちと微笑んでしまった私♪
批評とは決してあからさまに対象を否定することではなく、むしろ褒め称える事によって対象により添い、綿密に読解していく事で対象と同化しようとしながらついにその対象を内側から突き破ってしまうことで初めて建設的なものになるのだと思います。なので早い話が、これらの偉大な哲学者の思想を手っ取り早く理解しようと言うのが間違いなのだということです。
「その対象を内側から突き破ってしまう」のが批評だってのがすでにベタベタなクリシェであることに気づこうよ。
そのコピー、君だって──なにかを「内側から破る」ことなしに──「どっかから」持って来たんでしょ?
だって、「ちゃんと破った」ことのある人は、おそらくこんな↑ことは書かないからさw。