自己意識の現象学―生命と知をめぐって (SEKAISHISO SEMINAR)
- 作者: 新田義弘,河本英夫
- 出版社/メーカー: 世界思想社
- 発売日: 2005/05
- メディア: 単行本
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現代の現象学的分析は、経験の根底に働く世界と生命の関わりに新たな展望を切り開く。伝統的反省理論からの解放、過去の思想遺産の多角的な問い直しを通じて、自己意識本来の働きである〈生きられた知の根源的な差異化運動〉を明るみに出す。
いつまでやってんだ「伝統的反省理論からの解放」という名の伝統芸能。
生命とか知とか言うな。
目次
- 序論 自己意識の現象学の課題[新田義弘]
- I 自己意識の現象学
- 1 生き生きした現在と根源的分裂[小川昌宏]
- 2 身体構成と自己意識の可能性[飯野由美子]
- 3 キネステーゼと大地[武内 大]
- 4 個と〈個を超えるもの〉[田口 茂]
- III 自己意識と自己言及性
- 9 現代芸術論と自己意識[宮内 勝]
- 10 意識への計算論的アプローチ[橋場利幸]
- 11 指標詞「私」と現代の自己意識論[塩川千夏]
- 12 システムの自己言及性[河本英夫]