朝食。毎度再訪。
『要綱』5章。内的分化/外的分化とか。
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- ニクラス・ルーマン[1984→1993]、『社会システム理論〈上〉』5章「システム/環境」
- ニクラス・ルーマン[1972→1986]、「単純な社会システム」in 『社会システムと時間論―社会学的啓蒙 ニクラス・ルーマン論文集3 (ニクラス・ルーマン論文集 3)』
- Niklas Luhmann (1972), "Einfache Sozialsysteme," in Soziologische Aufklaerung 2: Aufsaetze zur Theorie der Gesellschaft(1975) / isbn:3531141767
- ニクラス・ルーマン[1984→1993]、『社会システム理論〈上〉』5章「システム/環境」
・言葉遣いのお約束の確認:
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- 「相互行為」が「単純な」社会システムだと謂われるのは、その内部での分化が難しい──不可能なのではない──から。
- ある社会システムaが内的に分化して新たな社会システムbが形成されたとき、社会システムaを〈(社会システムbに対する)「包括的なシステム」or「内部環境」〉と呼ぶ。
「相互行為の内部環境」とは、当該相互行為の外で 生じた・生じている・生じるだろう 行為(/コミュニケーション)のこと。
で。
議論はどうなるのだ。
[100307] 10章3節07 相互行為の内部環境
二度登場する「をとおして」は同じ言葉か?(要確認。>俺)
- [再帰的]知覚とコミュニケーションは──それぞれに固有の遂行能力の限界内で──互いに負担軽減しあうことができる。このようにして、相互作用システムの内部では、コミュニケーションの強化が可能である。
- 相互作用システム以外の社会システムのばあいには、そうしたコミュニケーションの強化に等価なものはまったく見いだせない。
「再帰的な知覚-をとおして-コミュニケーションが強いられている」のほうは、[100305] に登場した「The Impossibility of Not Communicating」のこと──再帰的知覚のコンテクスト下では「コミュニケーションしないでいることがほとんど不可能だ、ということ──だろう。
ここ [100307] では、「それと同時に」生じている ほかのことが話題になっている。わけだが。なにが話題になっているのだw?
「コミュニケーションの強化」というのは、コミュニケーションの話題が限定・規定(特定化・構造化)される、といったことか。
〈再帰的知覚/コミュニケーション〉、〈間接的コミュニケーション/観察可能なコミュニケーション〉、そして「内部環境」。 ‥‥たくさんの駒が出てきて、しかもそれらのいちいちがことごとく詳細不明。腹立たしい。