いただきもの/涜書:ルーマン「行為理論とシステム理論」

昼食後半。
あー。もーほんとにそろそろ再起動しないとさー。──と自分にかけ声。

Soziologische Aufklaerung 3: Soziales System, Gesellschaft, Organisation

Soziologische Aufklaerung 3: Soziales System, Gesellschaft, Organisation


わからないことが多過ぎる。
特に「帰属」。──現在の悩みどころはほぼここに集約される。

つーか、みんな経験的研究の中で具体的に帰属の問題を扱っていないから、ここにボコボコ空いてる穴を 平気でスルーできてるだけじゃないのかなぁ。もー。「全体社会」とか逝ってる場合じゃないっすよ。

トッシキ論文は、「自己観察」概念をキーにしてルーマン批判を開始しているわけだけど、その話をする前に・その前提として──その批判が成り立つ為には──、そもそもまずは「帰属」の問題がクリアされていなければならない筈なのだった。でもその作業はされていないから、いきおいそれは批判者の側で引き受けざるを得ない。これはツラいなーキツいなー。

まぁ「批判-反批判」とかかわりなく、どっちみち必要な作業ではあるわけだが....。しかし、この問題に拘泥しない方が「ルーマン理論」についてお気楽に語れる、という現状は、なんか理不尽じゃないですかー???
ってベツに佐藤さんがお気楽に語っていると言ってるつもりはありませんよと自己フォロー。批判するにせよ追随するにせよ、ですよ。