西阪「マクロ構造的特徴そのものを語ること」

昼食。

  • 西阪仰、2002、「マクロ構造的特徴そのものを語ること」

早稲田社会学会のシンポを受けてのメモ。

語ることは、社会的に組織されている。ただし、単に、どんな人間がどんな言語でどんな人間に語りかけるかということが問題なのではない。相互承認のもと儀礼に適ったやり方でおこなわれる行為の小さなシステム、すなわち社会的な出会いとして、語ることは組織されるのだ。

[‥] ゴッフマンによれば、とにかく複数の人間が居合わせているという事実自体が、言語使用にとって決定的に重要なのである。

ルーマンは、このゴフマンの言葉を まったく文字通り糞真面目に受け取って、「システム論」として──共在Anwesenheit における 知覚の知覚-と-主題の線型的連鎖──展開しようとしたわけでありますが。‥‥しかしどこかで間違ってしまったのでした。 では、どこでなぜ間違ってしまったのか? どこからどのようにやり直せばよいのか? そして どこへ向けて?

‥‥というのが日射報告の内容デス♪