ヘッセ『科学哲学における革命と再コチーク』

夕食。

ヘッセ知の革命と再構成

ヘッセ知の革命と再構成

原著は 1980年。

第II部 客観性と真理 - 第四章 隠喩の説明上の機能

■「科学的説明」についてのヘッセのテーゼ:

  • 「科学的説明」についての演繹モデルは、次の見解によって修正を受けるとともに補われるべきである: 「理論的説明」とは、被説明項の領域のメタフォリカルな再記述である*。
* 原文が知りたい。
  • すべての説明がメタフォリカルであるわけではないが、メタフォリカルでないものは「理論的説明」──それは説明項に新たな語彙・言語を導入する──ではない。
  • メタフォリカルであれば「理論的説明」となるわけではない。
    • 文学的メタファーにおいては一般的に、記述されているものがそれによって説明されてもいるといったことはほとんどみられない。
    • メタファー-と-説明の結びつきは、必要条件によるものでも十分条件によるものでもない。


■論文の構成

  • 隠喩の相互作用説
  • 隠喩的指示の問題
  • 隠喩的再記述としての説明