SFH研究会でちょっと話題になっていたので図書館で借りてきた。
で、ひさびさにぱらぱら見ているわけですが、この本こんなに厚かったっけ?
![人間の測りまちがい―差別の科学史 人間の測りまちがい―差別の科学史](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41S3C6FXNSL._SL160_.jpg)
- 作者: スティーヴン・J.グールド,Stephen Jay Gould,鈴木善次,森脇靖子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1998/12
- メディア: 単行本
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全部読むのはしんどいなぁと思いながら(も ついつい読み進めている俺がいるわけだが)、今日はとりあえず、因子分析とかの解説をしている6章をちょっと丁寧めに読んでみたよ。
因子分析って心理学で開発されたのね。知らなかったよ。──いや、私この本何度も読んだことある筈なんですがw。
スピアマンが論文でこいつを発表したのが 1904年と書いてある。(明治37年。日露戦争。(特殊)相対性理論の前の年であります。)
ハイゼンベルグは行列を知らずに行列力学(1926年──『存在と時間』の前の年──)の基本アイディアをつくった──あとから誰か(ヨルダン?)に「ちょwwwおまwww それ行列www」(大意)と言われてにわか勉強して定式化し直した──ってどこかで読んだような気がするから、1904年だとなおさら まだ──数学者以外には──一般的じゃなかったんじゃないだろうか。
スピアマンはどういう数学的表現をつかって論文を書いたんだろう????