ルーマン『福祉国家における政治理論』

朝食。
おうちにある本を読むよシリーズ。

福祉国家における政治理論

福祉国家における政治理論

■中間部のあらすじ

  • 第4章で 福祉国家を「包摂」概念でもって特徴づけ、
  • 第5章で 政治的コミュニケーションを──包摂が自己言及的概念であることに訴えて──自己言及システムとして定式化し、
  • そこから 第8章で 外部化の主要な諸戦略 を扱うことになるのだが、
    「政治の反省理論」の目標は、外部化へのオルタナティヴをあたえることだよ
  • その前提として/その前に、第6-7章で システムの内部分化 を扱う。
  • 第9章は 内的な(不)安定性 の話。
  • 第10-12章は 外部参照(=政治システムからの-他のシステムへの参照)の違い の話。
「政治システムの機能」という言葉は、ここ──本書の真ん中――で 初めて登場する。


ブラックボックス」がどうの、という話が出て来るあたり―の似非「認識論的」な議論――がほとんど理解不可能。要再読。