小倉『オンナらしさ入門(笑)』

via AS野さん

オンナらしさ入門(笑) (よりみちパン!セ 27)

オンナらしさ入門(笑) (よりみちパン!セ 27)

新宿ルミネにできたブックファーストに初めていってみた。購入&読了。
これはココロに染みる名著ですな。なかなかいろいろとカタルシスがありました。

でもタイトルの「(笑)」は要らんよね。笑えるところないし。... いや非難ではなくて。ただただひたすら、「オンナすること」をめぐる恐るべき事情について書いてある本なのだから仕方ない。「笑うしかない」と言おうとしてる本でもなかろうし。



女子が「女らしく」あることについていちばん深く考える時期、それは中学二年です。[p.84]

な、なんだってー(AA略)。


ツボにはまったのは、その次に出てくるこのフレーズ:

[例略]
それらはすべて、「女らしくしなさい」というものと闘うために、女子たちがしていることなのです。それも、とても「女らしい」方法で。[p.86]

そうそう。

だから俺は それ に共感できなかった、ってわけなんだねぇ。だって実効性ないじゃん。


ちなみに/ところで、女の子が我慢することを期待されるのに対して、男の子には競うこと、戦うこと、そして勝つことが期待されています。なので、男の子がそれを選ばないときに言われる台詞は、まずはもちろん、

なぜ君は戦わないのか。

なのでありますが。 わたしは──もはや じゅうぶんに「男の子」ではなくなったというのに──今でも・なお・まだ、釈明を求められ続けているわけで、これはこれで驚愕に値する事柄であるとおもうところです。

私の問題ではないのでいいんですけど。まぁみんながんばれ。

あなたが私に釈明を要求するとき、私は「社会必死だなw。」と思っているのです。言いませんけど。



「甘やかされて育った子には、数学ができない」。心理学者アルフレッド・アドラーの言葉です。[p.110]

な、(ry


放ってあった こっちも読んでみようかな。

結婚の条件 (朝日文庫 お 26-3)

結婚の条件 (朝日文庫 お 26-3)