最近のわたくし。

法システムと法解釈学』が見つからない。もう4〜5日ほど探し続けています。


とエントリした直後に見つかりました。
マーフィ・マジック。


今後も、本が見つからないときには はてなに書くことにします。


ひさびさに読んだ。
冒頭からルーマン節炸裂ですごいなこれ。(訳もなんだか....

 法律学は、このところ目下なおも衰えることを知らないかのようにみえる社会政策的議論の渦に巻き込まれている。大学である種の具体的な対象を持たない戦いをとおして準備された、既存の諸秩序にたいする積極的な社会政策的批判が、世代の交代とともに広まっている。この運動は、長い間、自分たちにしか分からない自明性と常套文句を展開してきたが、それはもろもろの状況に対する不満の表明としては高度の説得性をもっている。つまりこの運動は、政治-経済的複合体によって具体的経験の加工・処理を必要とするわけでも、経験をつうじてとりなされる思考上のコントロールを必要とするわけでもない。そこでこうした動向の広範に及ぶ影響力を見積もるためにも、およそ該当するあらゆる刊行物がいかにして生み出されるか ということに注視する必要がある。[p.2]

1974年出版だけど、もともとは、その前に 複数の場所で(法学者の前で)やった一連の報告をまとめたもののようであります。


ところで「ドグマティーク」という表記はドイツ語の発音に鑑みてどうなの?