いただきもの:中河・赤川編『方法としての構築主義』

帰宅したら届いていました。ありがとうございます。
中河・赤川科研の成果物ですね。


『概念分析の社会学』ISBN:4779503140)第7章「優生学の作動形式 ──永井潜の言説について──」の執筆者である石井幸夫さんが、

  • 「種の曖昧な縁――ハッキングの歴史的存在論について」

を寄稿しています。

方法としての構築主義

方法としての構築主義

http://www.keisoshobo.co.jp/book/b115573.html
  • 序 章 構築主義で何をするのか――経験的探究の方途の成熟のために[中河伸俊]

第Ⅰ部 経験的なフィールドワークにもとづく構築主義

  • 第1章 「ひきこもり」社会問題化における精神医学――暴力・犯罪と「リスクの推論」[工藤宏司]
  • 第2章 「安全・安心」というるつぼ─生活安全条例を中心に[山本 功]
  • 第3章 社会問題のサイクルと経路依存性――「非実在青少年」規制をめぐって[赤川学
  • 第4章 緩慢な自殺から緩慢な殺人へ――日本における喫煙問題と受動喫煙という概念[苫米地伸]
  • 第5章 ケースを記録する――強調する,省略する,共有する[木下衆・緑山清]

第Ⅱ部 歴史を対象とする構築主義

  • 第6章 男の猥談に現れる女の性欲 ――1960年代雑誌記事の「レスビアン」言説[杉浦郁子]
  • 第7章 近代日本における被害者像の転換[佐藤雅浩]
  • 第8章 戦後日本の団地論にみる「個人主義」と「家族中心主義」――「孤立」をめぐる言説史の視点から[梅田直美]
  • 第9章 写真と写真ディスコース――コンポラ写真をめぐるカテゴリーの変遷[佐藤哲彦]
  • 第10章 種の曖昧な縁――ハッキングの歴史的存在論について[石井幸夫]
  • 第11章 社会問題の構築とレトリック――論法・転義・同一化[林原玲洋]
  • 終 章 構築主義との出会い[赤川学]