第2章「オートポイエティック・システムとしての社会の経済」IV
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「欲求」について。
- 経済システムは、支払いの理由・動機という点で開放的
- 「どんな人も欲求を持つ」というゼマンティクは、すべての人が経済に包摂されていることを特徴づけている
- むかしは、欲求を持つのは、ただ貧しい人たちだけだとされていた。
- 「人間が自分の将来に対して持つ自然な欲求」という観念が登場したのは18世紀も終わり 1/3 になってからのこと。
- マンデヴィル『蜂の寓話―私悪すなわち公益 (叢書・ウニベルシタス)』
- この章で、「経済における欲求」について述べたことは、「学問における対象」についても言える