再訪。本日は第1部を。
- 村田憲郎(2005)「フッサールの時間意識の現象学──単線的時間経過からの脱却」(博論)
http://www.soc.hit-u.ac.jp/research/archives/doctor/?choice=exam&thesisID=127
- 序文
第一部 初期時間論(1901-1911)──『内的時間意識についての現象学講義』の前後
- 第一章 ブレンターノとの対決と「統握-内容」図式
- 1.1.1. ブレンターノの判断論と『論理学研究』におけるフッサールの批判
- 1.1.2, ブレンターノの「根源的連合」説
- 1.1.3. 代替案としての「統握-内容」図式
- 1.1.4. 「統握一内容」図式の意義と問題占
- 第二章 マイノンクとの対決と把持の重要性
- 第二章 単線的時間と時間位置の同一性
- 第四章 絶対的意識流
- 1.4.1. 意識の三層構造と絶対的意識流
- 1.4.2. 把持の二重の志向性
- 1.4.3. 構成するものと構成されるものとの合致
第二部 中期時間論(1912-1920)──『時間意識に関するベルナウ草稿』とその前後
- 第一章 心と事物
- 第二章 人格とその分析のための重要概念
- 第三章 『ベルナウ草稿』における三層構造
- 第四章 連合の現象学
第三部 後期時間論(1929-1934)──『C群草稿』
- 第一章 徹底的還元と自我
- 結論