村田憲郎(2005)「フッサールの時間意識の現象学」

再訪。本日は第1部を。

  • 序文

第一部 初期時間論(1901-1911)──『内的時間意識についての現象学講義』の前後

  • 第一章 ブレンターノとの対決と「統握-内容」図式
    • 1.1.1. ブレンターノの判断論と『論理学研究』におけるフッサールの批判
    • 1.1.2, ブレンターノの「根源的連合」説
    • 1.1.3. 代替案としての「統握-内容」図式
    • 1.1.4. 「統握一内容」図式の意義と問題占
  • 第二章 マイノンクとの対決と把持の重要性
    • 1.2.1. マイノンクの『高階の対象について』
    • 1.2.2. フッサールとマイノンクとの共通点
    • 1.2.3. フッサールのマイノンク批判
  • 第二章 単線的時間と時間位置の同一性
    • 1.3.1. 1905年の現象学的還元
    • 1.3.2. 現象学的還元としての「このもの」への還帰
    • 1.3.3. 最初の客観としての客観的時間位置
    • 1.3.4. 時間位置の同一性と内容的統一
    • 1.3.5. 事物の同一性と過程の統一
  • 第四章 絶対的意識流
    • 1.4.1. 意識の三層構造と絶対的意識流
    • 1.4.2. 把持の二重の志向性
    • 1.4.3. 構成するものと構成されるものとの合致

第二部 中期時間論(1912-1920)──『時間意識に関するベルナウ草稿』とその前後

  • 第一章 心と事物
  • 第二章 人格とその分析のための重要概念
  • 第三章 『ベルナウ草稿』における三層構造
  • 第四章 連合の現象学

第三部 後期時間論(1929-1934)──『C群草稿』

  • 第一章 徹底的還元と自我
  • 結論