ラトゥール(2005→2018)『アクターネットワーク理論入門』

「ブリュノ・ラトゥールの形而上学エスノメソドロジー」検討会準備作業進捗報告会準備。


本書はただいま伊藤嘉高さんによる邦訳が進行中です(法政大学出版局から刊行予定)。お楽しみに。

Reassembling the Social: An Introduction to Actor-network-theory (Clarendon Lectures in Management Studies)

Reassembling the Social: An Introduction to Actor-network-theory (Clarendon Lectures in Management Studies)

  • 序章―つながりをたどる務めに立ち帰るには
  • 第I部―社会的世界をめぐる論争を展開させるには
    • はじめに―論争を糧にすることを学ぶ
    • 第一の不確定性の発生源―グループではなく、グループ形成だけがある
    • 第二の不確定性の発生源―行為はアクターを超えてなされる
    • 第三の不確定性の発生源―モノにもエージェンシーがある
    • 第四の不確定性の発生源―〈厳然たる事実〉対 〈議論を呼ぶ事実〉
    • 第五の不確定性の発生源―失敗と隣り合わせの報告を書きとめる
  • アリ/ANTであることの難しさについて―対話形式の幕間劇
  • 第II部―つながりをたどり直せるようにする
    • はじめに―社会的なものをたどることは、なぜ難しいのか?
    • 社会的なものをフラットな状態に保つ方法
    • 第一の手立て―グローバルなものをローカル化する
    • 第二の手立て―ローカルなものを分散させ直す
    • 第三の手立て―場を結びつける
  • 結章 社会から集合体へ―社会的なものを組み直すことは可能か