星野太(2017)『崇高の修辞学』

AMSEA講義の準備。

崇高の修辞学 (シリーズ・古典転生12)

崇高の修辞学 (シリーズ・古典転生12)

  • 序論

第I部 『崇高論』と古代

  • 第一章 真理を媒介する技術――「ピュシス」と「テクネー」
  • 第二章 情念に媒介されるイメージ――「パンタシアー」と「パトス」
  • 第三章 瞬間と永遠を媒介するもの――「カイロス」と「アイオーン」

第II部 変奏される『崇高論』――近代におけるロンギノス

  • 第四章 崇高論の「発明」――ボワロー『崇高論』翻訳と新旧論争
  • 第五章 言葉と情念――バーク『崇高と美の観念の起源』と言語の使命
  • 第六章 「美学的崇高」の裏箔――カント『判断力批判』における修辞学

第III部 崇高なるパラドクス――二〇世紀における「崇高」の脱構築