2019-07-21 デュムシェル&デュピュイ(1979→1990)『物の地獄―ルネ・ジラールと経済の論理』 所有 ルーマン解読 WdG これも1979年。ロザンヴァロン『経済自由主義』と同じ刊行年。 物の地獄―ルネ・ジラールと経済の論理 (叢書・ウニベルシタス)作者:デュムシェル,ポール,デュピュイ,ジャン・ピエールメディア: 単行本 I 記号と羨望(ジャン=ピエール・デュピュイ) II 稀少性のアンビヴァランス(ポール・デュムシェル) 1 稀少性と暴力 2 稀少性と共同体 3 模倣による危機 4 稀少性と模倣による危機 5 暴力と経済 6 自由主義の伝統 7 社会的制度化 あとがき(ルネ・ジラール) 2-2でサーリンズに拠りつつ「稀少性」について、2-3でジラールに拠りつつ「聖なるもの」について確認したあと、2-4 で両者を比較する、というのが中心部分の構成。