山口尚(2025)『現代日本哲学史』

哲学入門読書会第10期の課題図書、『構造と力』の参考図書。

  • 第一〇章 理論を経由し、理論の外へ——鷲田清一と中岡成文、そして村上靖彦
  • 第一一章 歴史的な企てのほうへ——大越愛子と森岡正博
  • 第一二章 現代日本哲学史におけるふたつの論戦——永井と小泉、野家と高橋
  • 第一三章 性をめぐる近代の枠組みとの対決——竹村和子の『愛について』
  • 第一四章 交換様式史による近代との対決——柄谷行人の『世界史の構造』(一)
  • 第一五章 交換様式Dへ向かう脱近代的思考——柄谷行人の『世界史の構造』(二)
  • 第一六章 現代哲学のアノマリーへの一瞥——幾度目かの永井均、そして入不二基義
  • 第一七章 近代的な哲学の反復を抜け出すこと——濵田恂子と藤田正勝
  • 第一八章 別の仕方の哲学を待ち望む——檜垣立哉中島隆博
  • あとがき