総力特集:「形式的告示」論

「読むためのトゥルーイズム」書籍化の準備。

購入しようかと思ったら1万8千円してちょっと手が出なかった。しかし買わないと仕方ないかな。

講義録

全集58-63 1919-1923年前後の講義

  • 1920/21 全集60 冬学期講義「宗教現象学入門」(Einleitung in die Phänomenologie der Religion
    • 現象学的な概念が「内容的意味|関係的意味|遂行的意味」の三層として提示される。そのうちの「遂行(Vollzug)」を促すための方法として「形式的告示」が登場し、特に第2部のパウロの手紙の解釈において、この手法が実践される。
  • 1921/22 全集61 冬学期講義:『アリストテレスの現象学的解釈――現象学的研究の導入』
    • 前年の講義をさらに方法論的に深めたもの。「生」が自分自身を固定化しようとする傾向に対して、それを問い直すための「対抗的運動」として形式的告示を位置づける。
  • 1922 ナトルプ報告:『アリストテレスの現象学的解釈(解釈学的状況の告示)』
    • マールブルク大学への転任のために書かれた教授資格論文の要約。解釈学的状況を告示する方法が縮約的に提示されている。
  • 1923 全集63 夏学期講義:『事実性の解釈学』
    • 『存在と時間』直前の形態。事実性を捉えるための方法として形式的告示が登場する。

その他の講義

  • 全集21 夏学期の論理学講義
    • 一般化と形式化の違い、対象・現象の違いに関連して形式的告示が論じられる
  • 全集24『現象学の根本問題』
    • 形式的告示という語そのものはあまり前景化せず、「存在論はいかなる方法をとるべきか」「現象学的還元・解釈とは何か」といった形で、より論理的な方法論が前面に出る。

文献1:形式的告示

文献2:宗教現象学

文献3

文献4:解釈学