総力特集:ベンヤミン(1939)「技術的複製可能性の時代の芸術作品」

夜のお仕事の準備その1

  • 1939 ヴァルター・ベンヤミン「技術的複製可能性の時代の芸術作品〔第三稿〕」 64p ISBN:4309463487
  • 1981 イーグルトン『ワルター・ベンヤミン:革命的批評に向けて』341p ISBN:4326152133
  • 1998 三島憲一『ベンヤミン 破壊・収集・記憶』 544p ISBN:4062919796
  • 2000 多木浩二『ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」精読』 208p ISBN:4006000197
  • 2003 山口裕之『ベンヤミンのアレゴリー的思考』 318p ISBN:4409040588
  • 2006 KAWADE道の手帖『ベンヤミン』 224p ISBN:430974012X
  • 2007 竹峰義和『アドルノ、複製技術へのまなざし:「知覚」のアクチュアリティ』 394p ISBN:4787210424
  • 2014 柿木伸之『ベンヤミンの言語哲学:翻訳としての言語、想起からの歴史』 441p ISBN:4582703283
  • 2019 柿木伸之『ヴァルター・ベンヤミン:闇を歩く批評』 262p ISBN:4004317975

ちくま文庫の『ベンヤミン・コレクション1』には、「複製技術時代」の第三稿が収録されている。せっかくなら「生産者としての作家」もセットで収録してくれればよかったのだが。

技術的複製可能性の時代の芸術作品

序言+全15節+あとがき。

  • この論考は、1933のフランス亡命後、1935年の秋ごろからパリで執筆が開始され、1935年末までには概ね書き上げられていた。〔第一稿〕
  • 最初に公刊されたのは1936年、クロソフスキーによるフランス語訳。この訳稿を、アロンとベンヤミンは顔を突き合わせて検討したという。
  • 1935年12月から1936年2月にかけてベンヤミンが仕上げていた原稿は、散逸したと考えられていた(1989年に公刊)。〔第二稿〕 岩波文庫 ISBN:4003246322、ちくま学芸文庫 ISBN:4480082166
  • 1939年3月~4月に仕上げられたドイツ語版が「決定版」として流通してきた。〔第三稿:これがかつては第二稿と呼ばれていた〕 河出文庫 ISBN:4480082166
    • アドルノからの批判は第二稿に対するものであり、それにも応じるかたちで書き換えたのが第三稿