涜書:北田『“意味”への抗い』/佐藤『桜が創った「日本」』

車中の友。

再読。いろいろ啓発されるところ多し。しかしやはりタイトルは気に喰わないなぁ。
ここで「抗」おうとされているのは いわゆる「コミュニケーションの伝送モデル」なのだけども、そこにこのタイトルを付けてしまうと、著者は「意味とは伝送(のメディア)である」とかなんとか考えていることになってしまうわけで。それでいいんでしょうか(反語)。

いやいやだからタイトルに「“”」がついているのですよ、‥‥というわけなのでしょうが。でも「意味」をワルモンにするのは いくない思います。私はそちらのほうにこそ「抗い」たい、と思ってしまうなぁ。まぁこれは「趣味の問題」ですかそうですね。

もうひとつ。こちらも再読:

桜が創った「日本」―ソメイヨシノ 起源への旅 (岩波新書)

桜が創った「日本」―ソメイヨシノ 起源への旅 (岩波新書)

桜と日本のオート■イエーシス。