2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

第20回 日米経営学史茶話会

https://contractio.hateblo.jp/entry/20230529/p1 次回開催日は 2023年8月30日(水) 19:30- です。 文献:佐々木 聡『科学的管理法の日本的展開』 有斐閣、1998年.版元:科学的管理法の日本的展開 | 有斐閣 範囲:第3章「科学的管理法の展開」 科学的管理…

いただきもの:朱喜哲(2023)『〈公正〉を乗りこなす: 正義の反対は別の正義か』

どうもありがとうございます。 鬼神かウルク=ハイかショッカーか、という仕事ぶり。 http://www.tarojiro.co.jp/product/6397/ 〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす: 正義の反対は別の正義か作者:朱 喜哲太郎次郎社エディタスAmazon はじめに 序章 正しいこと…

レフ・マノヴィッチ『ニューメディアの言語』読書会

エンジニアのための人文読書会第54回 humanities.connpass.com ニューメディアの言語 ――デジタル時代のアート、デザイン、映画 (ちくま学芸文庫 マ-51-1)作者:レフ・マノヴィッチ筑摩書房Amazon みすず:https://www.msz.co.jp/book/detail/07731/ 筑摩 http…

ヘーゲルにおける反省の理論

ヘーゲルの反省論―自立と矛盾作者:中野 眞西田書店Amazon ハンス=ゲオルク・ガダマー(1971)『ヘーゲルの弁証法』 山口誠一、高山守訳、未來社、1990年 ISBN:4624020294 Hans-Georg Gadamer, Hegels Dialektik, 1971. ディーター・ヘンリッヒ(1971)『ヘー…

いただきもの:森直人(2023)「「藤田-黒崎論争」を展開する:教育行政=学校組織のエスノメソドロジーにむけて」

森直人(2023)「「藤田-黒崎論争」を展開する:教育行政=学校組織のエスノメソドロジーにむけて」教育学年報 (14) 公教育を問い直す pp. 223-245.https://cir.nii.ac.jp/crid/1520860454242699520 I 問題の所在──公教育をめぐる議論の対立構図 2 「論争」の…

[event]大学FD講習会2023夏 教育の内部質保証-初級編-

申し込んだ。

ニクラス・ルーマン研究会第44回例会

socio-logic.jp 文献 加速する社会 近代における時間構造の変容作者:ハルトムート・ローザ福村出版Amazon 時間の歴史―近代の時間秩序の誕生作者:ゲルハルト ドールン‐ファン・ロッスム大月書店Amazon

特集:教育さん

教育人間論のルーマン―人間は“教育”できるのか作者:智志, 田中,淳, 山名勁草書房Amazon ルーマン ニクラス・ルーマン(1980)「教育科学における理論交代:汎愛主義から新人文主義へ」『社会構造とゼマンティク』2 [asin:4588009621] 長谷川幸一(1986)「…

特集:個人主義と個人化

ふたたび。諸個人の社会 〈新装版〉: 文明化と関係構造 (叢書・ウニベルシタス)作者:ノルベルト エリアス法政大学出版局Amazon 個人化社会作者:ジグムント・バウマン青弓社Amazon デュルケーム パーソンズ 溝部明男(1981)「T・パーソンズにおける「合議制…

宮島喬(1977)『デュルケム社会理論の研究』

デュルケム社会理論の研究 (現代社会学叢書 2)作者:宮島 喬東京大学出版会Amazon 第二章「社会と個人」 1 問題 2 功利主義的個人主義の批判 3 社会化された個人主義 4 個人の自由と国家理性 5 その問題点 6 産業社会の再組織化への視点 7 結び

宮嶋秀光(2020)「ルーマンのシステム論における人間学批判:フンボルト人間学の研究(2)」

https://contractio.hateblo.jp/entry/20210506/p0 再読。 ルーマン(1981)「教育科学における理論交代」(ISBN:4588009621)の解説論文。 宮嶋秀光(2020)「ルーマンのシステム論における人間学批判:フンボルト人間学の研究(2)」 2020, 人間学研究 18 Ci…

総特集:読者反応理論と教育さんのケモノ道

人類を代表して人外魔境へ。 記事一覧:2023-08-03から1日間の記事一覧 - 呂律 / a mode distinction 読書教育を学ぶ人のために作者:山元 隆春世界思想社Amazon 田中実(1996)『小説の力―新しい作品論のために』 大修館書店 田中 実(1997)『読みのアナー…

井筒満(1991)「「読者論」の吟味」

読書論あるある:読書論の論者がテクストを読めてない。これ↓を途中まで読んだのだが、イーザーのテクストがまるで読めてなくてびっくりしてたところ。 井筒満(1991)「「読者論」の吟味」 bunkyoken.org

お買いもの:全国大学国語教育学会編(2022)『国語科教育学研究の成果と展望III』

届いた。580頁。国語科教育学研究の成果と展望III溪水社Amazon[asin:486327629X] 全国大学国語教育学会 渓水社 まえがき(甲斐雄一郎) Ⅰ 国語科教育基礎論に関する研究の成果と展望 序 国語教育基礎論に関する研究の概観と展望(府川源一郎) 1 国語科学力…

ヴォルフガング・イーザー(1976)『行為としての読書:美的作用の理論』

行為としての読書 美的作用の理論 (岩波モダンクラシックス)作者:ヴォルフガング・イーザー岩波書店Amazon Wolfgang Iser, 1976, Der Akt des Lesens: Theorie ästhetischer Wirkung. ISBN:3770513908 ISBN:382520636X 英訳:The Act of Reading: A Theory o…

鎌田首治朗(2007)「教師の読み方へ──イーザーの読者論、物語論、自由間接話法」ほか

記事一覧2023-08-03から1日間の記事一覧 - 呂律 / a mode distinction 文学が育てる言葉の力: 文学教材を用いた指導をどうするか (教育フォーラム)金子書房Amazon 鎌田首治朗(2006)「特別論文 イーザーの読者論と国語科教育」 教育フォーラム(37), 日本人…

「文学理論」・「批評理論」概説

記事一覧:2023-08-03から1日間の記事一覧 - 呂律 / a mode distinction テレンス・ホークス(1977)『構造主義と記号論』 ISBN:9780415321532 冨原芳彰(1985)『文学の受容──現代批評の戦略』研究社出版 ISBN:4327480851 岡本靖正・外山滋比古・川口喬一 …

テリー・イーグルトン(1983/1996→1985/1997)『文学とは何か——現代批評理論への招待』

のちに岩波文庫版が出てびっくりしましたが、確かにそれくらいの名著ですよね。 第二章が「現象学、解釈学、受容理論」。新版 文学とは何か―現代批評理論への招待作者:テリー イーグルトン岩波書店Amazon[asin:4003720415] [asin:4003720423]

スタンリー・フィッシュ(1980)『このクラスにテクストはありますか:解釈共同体の権威3』

記事一覧 https://contractio.hateblo.jp/archive/2023/08/03 このクラスにテクストはありますか (解釈共同体の権威)作者:スタンリー フィッシュみすず書房Amazon 文体論とは何か なぜ彼らはそんなにばかなことを言っているのか 常態、直義的言語、直接的言…

I. A. リチャーズ(1924)『文芸批評の原理』/(1929)『実践批評』

記事一覧:2023-08-03から1日間の記事一覧 - 呂律 / a mode distinction 『実践批評』は、学生に作者とタイトルを伏せて詩を論評させたレポートを著者が教師として論評したもの。現在ではコンプラにひっかかりそう。 訳者による勝手な大工事が施されていたり…

山元隆春(2005)『文学教育基礎論の構築:読者反応を核としたリテラシー実践に向けて』

記事一覧:2023-08-03から1日間の記事一覧 - 呂律 / a mode distinction 文学教育基礎論の構築―読者反応を核としたリテラシー実践に向けて作者:山元 隆春溪水社Amazon http://www.keisui.co.jp/cgi/isbn.php?isbn=ISBN978-4-86327-305-4 はじめに 序章 文学…

前田愛(1973/1993/2001)『近代読者の成立』

記事一覧:2023-08-03から1日間の記事一覧 - 呂律 / a mode distinction 近代読者の成立 (岩波現代文庫 文芸 32)作者:前田 愛岩波書店Amazon 1 天保改革における作者と書肆(1960) 001 2 明治初期戯作出版の動向―近世出版機構の解体(1963/1964) 041 3 鴎…

石原千秋(2009/2021)『読者はどこにいるのか:書物の中の私たち/読者論入門』

記事一覧:2023-08-03から1日間の記事一覧 - 呂律 / a mode distinction 読者はどこにいるのか--書物の中の私たち (河出ブックス)作者:石原 千秋河出書房新社Amazon 文庫版:ISBN:4309418295 第一章「読者がいない読書」 第二章「なぜ読者が問題となったのか…

大橋洋一(1995)『新文学入門―T・イーグルトン『文学とは何か』を読む』

記事一覧:2023-08-03から1日間の記事一覧 - 呂律 / a mode distinction 新文学入門―T・イーグルトン『文学とは何か』を読む (岩波セミナーブックス)作者:大橋 洋一岩波書店Amazon https://www.iwanami.co.jp/book/b258123.html 第1講 メニッポス的風刺の誘…

ロバート・C・ホルブ(1984)『空白を読む:受容理論の現在』

文學界連載の準備のために15年ぶりくらいに手に取りました。 記事一覧2023-08-03から1日間の記事一覧 - 呂律 / a mode distinction 「空白」を読む―受容理論の現在作者:R.C. ホルブ勁草書房Amazon Robert C. Holub, Reception Theory (New York and London, …

外山滋比古(1969)『読者の世界』

文学界連載のための資料。 読者の世界 (角川選書)作者:外山滋比古角川書店Amazon 1 一 読者論の前提 二 読者のスタイル 三 作品と読者の対話 2 一 黙読の問題 二 グーテンベルグ革命 三 共通経験の崩壊 四 演劇的伝達 3 一 文学の政治学 二 文学の経済学 三 …

テイラー(1989)『自己の源泉:近代的アイデンティティの形成』読書会

自我の源泉―近代的アイデンティティの形成―作者:チャールズ・テイラー名古屋大学出版会Amazon 版元:自我の源泉 « 名古屋大学出版会 20230802(水) 第I部 アイデンティティと善 20230809(水) 第II部 内面性 20230817(木) 第III部 日常生活の肯定 202308…

「特集:社会学と因果推論」(『理論と方法』 34-1, 2019)

研究会の準備。 筒井淳也・大久保将貴「特集 社会学と因果推論」 https://doi.org/10.11218/ojjams.34.18 大久保将貴「因果推論の道具箱」 https://doi.org/10.11218/ojjams.34.20 筒井淳也「計量社会学と因果推論:観察データに基づいた社会の理解に向けて…