2013-01-01から1年間の記事一覧

涜書:門脇(2002)『理由の空間の現象学』

今年はシンポ準備で年越し。 昨年はやはりシンポ準備でフーコーを読んでいた模様。 シンポジウム「making up people - イアン・ハッキングの歴史的存在論」(2013年9月7日) - 日曜社会学 http://d.hatena.ne.jp/contractio/____1231 理由の空間の現象学―表…

涜書:門脇俊介(2010)『破壊と構築:ハイデガー哲学の二つの位相』

来年夏へ向けたシンポジウムの準備。 socio-logic.jp破壊と構築―ハイデガー哲学の二つの位相作者:門脇 俊介東京大学出版会Amazon http://www.utp.or.jp/bd/4-13-010118-8.html http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/blog/2010/12/post-408/ 第I部 破壊としての存在論…

ルーマン研第一回公開研究会「ディルタイと社会学」

要事前申込み。 ニクラス・ルーマン研究会:http://socio-logic.jp/luhmann/ 第一回公開研究会告知ページ:http://socio-logic.jp/luhmann/2013_dilthey.php ニクラス・ルーマン研究会ではピアレビューを目的とする定例の研究会のほかに、公開の研究会も不定…

涜書:ライル(1929)「ハイデガーの『存在と時間』」

来年夏へ向けてシンポジウムの準備を開始。 ギルバート・ライル(1929→1979)「ハイデガーの『存在と時間』」(野家啓一訳、『現代思想』1979年9月・臨時増刊ハイデガー)Gilbert Ryle, 1929, Heidegger's Sein und Zeit, Mind 38. 現代思想 臨時増刊号 1979…

いただきもの:南出&秋谷『フィールドワークと映像実践』

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ありがとうございます。 120頁1000円。驚きの薄さ。岩波のブックレットみたいな感じです。 類書がほとんど無いのでロングセラー狙ってください。フィールドワークと映像実践:研究のためのビデオ撮影入門 (知のアート・シリーズ)作者: 南出和余,秋谷直矩出版…

特集:廳 茂

研究会の準備 2013年12月22日 - ディルタイと社会学 - ニクラス・ルーマン研究会 公開研究会 入手できなかったもの 廳 茂 1983 「W・ディルタイにおける〈認識論〉と〈精神諸科学〉の連関論」: 「ブレスロー草稿」と「精神諸科学序説(第一書)」の比較」 …

ルーマン『プロテスト』合評会

ルーマン・フォーラム、第11回めのオフライン研究会です。要事前申込み。 詳細:http://socio-logic.jp/luhmann_forum/lrev11protest00.php 開催日時: 2013年12月08日(日) 午後 開催場所: 山手線内あるいは周辺(会場そのほかの詳細は「合評会ML」にて…

お買いもの:柴田『ドイツ・システム論的経営経済学の研究』/竹中『組織の理論社会学』

なんとも反時代的な二冊を。 ドイツ・システム論的経営経済学の研究 (香川大学経済研究叢書)作者: 柴田明出版社/メーカー: 中央経済社発売日: 2013/11/16メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 第1章 企業経営における複合性問題とシステム理論…

リントン・フリーマン(2004)『社会ネットワーク分析の発展』

原著出版年はどこに書いてあるのかな?社会ネットワーク分析の発展作者: リントン・クラークフリーマン,Linton Clarke Freeman,辻竜平出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2007/05/01メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (7件) を見るhttp://ww…

ゴフマン(1959)『日常生活における自己呈示』

行為と演技―日常生活における自己呈示 (1974年)作者: 石黒毅,E.ゴッフマン出版社/メーカー: 誠信書房発売日: 1974メディア: ? クリック: 23回この商品を含むブログ (4件) を見るasin:4414518016 asin:B000J4PLYC

いただきもの:ルーマン(1989→2013)『社会構造とゼマンティク3』

ありがとうございます。お疲れ様でした。 これでシリーズ4部作のうち、未邦訳は一つだけになりました。 社会構造とゼマンティク 3 (叢書・ウニベルシタス)作者: ニクラスルーマン,Niklas Luhmann,高橋徹,三谷武司,赤堀三郎,阿南衆大,徳安彰,福井康太出版社/…

涜書:デニス・マクウェール(1975)『コミュニケーションの社会学』

1975年。邦訳1979年。『コミュニケーション・モデルズ―マス・コミ研究のために』と同じ著者。 第1章 コミュニケーション過程と社会 序論 社会構造、文化、コミュニケーション 第2章 コミュニケーションの理論 コミュニケーションの要素 コミュニケーション…

涜書:中河伸俊(1999)『社会問題の社会学』

なぜマートンは社会学のキングなのか問題再訪。 1999年刊行。所収の論考執筆時期は 1993〜1998年。 1、2、7章を。 社会問題の社会学―構築主義アプローチの新展開 (SEKAISHISO SEMINAR)作者: 中河伸俊出版社/メーカー: 世界思想社発売日: 1999/04メディア:…

涜書:青井和夫(1980)『小集団の社会学』

小集団の社会学―深層理論への展開 (1980年) (現代社会学叢書)作者: 青井和夫出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 1980/11メディア: ?この商品を含むブログ (2件) を見るasin:413055008X

Erving Goffman (1953) Communication Conduct in an Island Community

博士論文(シカゴ大学)。 http://htn.to/Er8DVe [pdf]

涜書:デニス&ウォーテラ『アメリカ‐コミュニケーション研究の源流』

これいいね。でも翻訳はだめだね。 刊行1996年。翻訳2005年。 アメリカ‐コミュニケーション研究の源流作者: E.デニス,E.ウォーテラ,Everette E. Dennis,Ellen Wartella,伊達康博,末永雅美,栢沼利朗,藤山新,四方由美出版社/メーカー: 春風社発売日: 2005/07メ…

涜書:イーヴ・ヴァンカン(1988)『アーヴィング・ゴッフマン』

1988年。邦訳1999年。 アーヴィング・ゴッフマン (serica books)作者: イーヴヴァンカン,Yves Winkin,石黒毅出版社/メーカー: せりか書房発売日: 1999/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る 序 アーヴィング・ゴッフ…

お買いもの:マクウェール&ウィンダール『コミュニケーション・モデルズ』/マクウェール『コミュニケーションの社会学』/デニス&ウォーテラ『アメリカ‐コミュニケーション研究の源流』

コミュニケーションの社会学―その理論と今日的状況 (1979年)作者: デニス・マクウェール,山中正剛出版社/メーカー: 川島書房発売日: 1979/10メディア: ?この商品を含むブログを見るコミュニケーション・モデルズ―マス・コミ研究のために作者: D.マクウェール…

涜書:ハイムズ『フォン・ノイマンとウィーナー』

『サイバネティクス学者たち―アメリカ戦後科学の出発』の著者による評伝。 1980年刊行物。邦訳1985年。 フォン・ノイマンとウィーナー―2人の天才の生涯作者: スティーブ J.ハイムズ,高井信勝出版社/メーカー: 工学社発売日: 1985/08メディア: 単行本 クリッ…

涜書:ラザーズフェルド『質的分析法』

1972年刊行(著者71才)。翻訳は1984年。 30年代から60年代にかけての自選論文集。 質的分析法―社会学論集作者: P.F.ラザーズフェルド,西田春彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1984/11/26メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 序章 第1部 歴史的…

竹内・岡田・児島 編(1987)『リーディングス日本の社会学 20 マス・コミュニケーション』

マス・コミュニケーション (リーディングス 日本の社会学)作者: 竹内郁郎,児島和人,岡田直之出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 1987/05メディア: ハードカバーこの商品を含むブログを見る 序論 竹内郁郎 概説 日本の社会学 マス・コミュニケーション …

シリーズ社会学教科書探訪003:伊藤 編(2010)『コミュニケーション社会学入門』

コミュニケーション社会学入門作者: 伊藤公雄出版社/メーカー: 世界思想社発売日: 2010/07/02メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 3回この商品を含むブログ (7件) を見る http://sekaishisosha.co.jp/cgi-bin/search.cgi?mode=display&code=1482 は…

井上&伊藤 編(2009)『メディア・情報・消費社会』

メディア・情報・消費社会 (社会学ベーシックス6)作者: 井上俊,伊藤公雄出版社/メーカー: 世界思想社発売日: 2009/10/24メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 11回この商品を含むブログ (9件) を見る http://sekaishisosha.co.jp/cgi-bin/se…

本日の借りもの

PTS

マス・コミュニケーション (リーディングス 日本の社会学)作者: 竹内郁郎,児島和人,岡田直之出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 1987/05メディア: ハードカバーこの商品を含むブログを見るメディア・情報・消費社会 (社会学ベーシックス6)作者: 井上俊,…

飽戸(1972/1992)『コミュニケーションの社会心理学』

コミュニケーションの社会心理学作者: 飽戸弘出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1992/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る はしがき 第1章 パーソナル・コミュニケーション 第2章 説得的コミュニケーションの研究──実験的アプローチ── 第…

橋元良明(1990)「ミクロ的視野からみた『情報』と『意味』」

本日もひとさまのおかげで論文が読めまする。ありがとうございます。 via 『講座社会学〈8〉社会情報』第一章。 橋元良明(1990)「ミクロ的視野からみた『情報』と『意味』──「情報行動学」と言語哲学の架け橋──」 in 東京大学新聞研究所編『高度情報社会の…

シリーズ社会学教科書探訪002:長谷・奥村編(2009)『コミュニケーションの社会学』

2009年。コミュニケーションの社会学 (有斐閣アルマ)作者: 長谷正人,奥村隆出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2009/12/19メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 27回この商品を含むブログ (13件) を見る http://www.yuhikaku.co.jp/books/detai…

マートン&ラザーズフェルト(1943)「ラジオと映画による宣伝の研究」

昨日の続き。第三部「知識社会学とマス・コミュニケーション」から。 社会理論と社会構造作者: ロバート・K.マートン,Robert King Merton,森東吾,森好夫,金沢実,中島竜太郎出版社/メーカー: みすず書房発売日: 1961/09/11メディア: 単行本 クリック: 61回こ…

お買いもの:ラザーズフェルド『質的分析法』『応用社会学』

質的分析法―社会学論集作者: P.F.ラザーズフェルド,西田春彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1984/11/26メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 応用社会学―調査研究と政策実践作者: ポール・F.ラザースフェルド,アン・K.パサネラ,ジェフリー・G.レイ…

マートン(1949/1957)『社会理論と社会構造』

上掲の児島論考経由で第三部「知識社会学とマス・コミュニケーション」を。 本日は、「序説」と「知識社会学とマス・コミュニケーション研究の比較」をば。 社会理論と社会構造作者: ロバート・K.マートン,Robert King Merton,森東吾,森好夫,金沢実,中島竜太…