2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

涜書:西阪仰(2008)『分散する身体:エスノメソドロジー的相互行為分析の展開』

文學界連載用準備。全5章407ページ。 表紙に記されている英語タイトルは The Body Distributed.分散する身体―エスノメソドロジー的相互行為分析の展開作者:西阪 仰勁草書房Amazon はじめに 断片に用いられている記号 序章 相互行為分析のプログラム――「暗黙…

The Five Books:E.H.カー(1961)『歴史とは何か』読書会

歴史とは何か 新版作者:E.H.カー岩波書店Amazon 主催:The Five Books 講師:山野 弘樹 各講義の概要 第1回 (2024年1月22日 20:00-21:30)の内容: まずは、『歴史とは何か』をより効果的に精読するための準備段階として、「歴史の哲学」という主題に含ま…

松沢裕作 単著執筆準備作業進捗報告互助会 第14回

特集:メルロ=ポンティ(1938/1942)『行動の構造』

文學界連載のためにおうちにあるポンチ本を読んでいます。 刺激-反応-行動概念について。行動の構造作者:メルロ=ポンティみすず書房Amazon ISBN:4622083701 ISBN:462208371X 版元 https://www.msz.co.jp/book/detail/08370/ 『メルロ=ポンティ・コレクション…

酒井泰斗+吉川浩満「非哲学者による非哲学者のための(非)哲学の講義」(2023年度第4期)

2021年4月からのシリーズでは、高校卒業程度の知識と学力のみを前提として、読めば読めてしまう まったく難しくない本を使った講読演習をおこなっています。PDFに色を塗ったり、グラフや表を作ったり、図を描いたりなどなど、様々な演習を通して実際に手を動…

渋谷のラジオBRCにて連載「読むためのトゥルーイズム」をご紹介いただきました。

宮崎智之さんと今井楓さんがパーソナリティをつとめる 渋谷のラジオ「BOOK READING CLUB」にて、哲学入門読書会 にも参加していただいている宮崎智之さんに、連載「読むためのトゥルーイズム」をご紹介いただきました。 今月からスタートする文芸誌の連載記…

YouTubeチャンネル 哲学の劇場にて連載「読むためのトゥルーイズム」紹介動画が公開されました

文藝春秋社の文芸誌『文學界』にて開始した吉川浩満さんとの共著連載「読むためのトゥルーイズム」について、紹介動画を作成していただきました。(42分33秒) 連載タイトルである「トゥルーイズム」について、山本貴光さんの最新刊『文学のエコロジー』とも…

雑誌連載「読むためのトゥルーイズム」がスタートします

文藝春秋社の文芸誌『文學界』にて吉川浩満さんとの共同連載がスタートします。吉川さんと共同開催している朝カル講座 と 哲学入門読書会 を原稿化したものです。 タイトルは「読むためのトゥルーイズム」、初回掲載号は2024年1月6日発売の2月号です。文學界…

借りもの:バルト(1966)『物語の構造分析』/加藤典洋(2004)『テクストから遠く離れて』

文學界連載用資料。 加藤典洋が書いたものをほぼ初めて読んでみているのだが全般的に議論が雑すぎてまったく先に進めない。甚だしく苦痛。物語の構造分析作者:ロラン・バルトみすず書房Amazonテクストから遠く離れて (講談社文芸文庫)作者:加藤典洋講談社Ama…

今月の50冊

カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第1巻 細胞生物学 (ブルーバックス) デイヴィッド・サダヴァ 318p ISBN:4062576724 シラバス論:大学の時代と時間、あるいは〈知識〉の死と再生について 芦田宏直 560p ISBN:4794971621 アメリカ労務管理論史 岩…