2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧

お買いもの:小谷野敦(2010)『現代文学論争』

文學界連載用資料。苦手分野克服の旅(苦行 どの章も「知らんかった」という話ばかりですが、「知りたくなかった」という話ばかりです。 文学さんもたいへんだな。現代文学論争 (筑摩選書)作者:小谷野 敦筑摩書房Amazon 版元:https://www.chikumashobo.co.j…

第23回 日米経営学史茶話会:梅崎・南雲・島西(2023)『日本的雇用システムをつくる 1945-1995』第1回

次回読書会は 2023年12月27日(水) 19:30- に開催します。私が主催している多数の読書会の中で最も人気のない本会ですが、次回から新しい文献に入ります。新規参加するなら今! 経営学史、人気なさすぎてウケる。 第23回 日米経営学史茶話会 文献:梅崎修・…

お買いもの:野口武彦(1980)『小説の日本語』

文學界連載用資料。 日本語の世界 13 小説の日本語作者:野口 武彦中央公論新社Amazon 第一章 真実と嘘の間──小説とその言語 002 第二章 虚構の言語学──小説の「文法」をめぐって 022 第三章 言葉の花式図──小説原語の理論モデル 070 第四章 近代小説言語の成…

哲学雑誌『フィルカル』8-3に寄稿しました

編集委員を務めている哲学雑誌『フィルカル』の最新号(8-3)に書評を寄稿しました。12月20日発売です。2023年7月30日に慶応大学にておこなわれた大澤絢子さんの著作『「修養」の日本近代』合評会の模様を活字化したものです。 特集名は「修養・自己啓発・〈…

お買いもの:マラニー&レア(2022→2023)『リサーチのはじめ方:「きみの問い」を見つけ、育て、伝える方法』

原著プロジェクトサイト:https://whereresearchbegins.com/ 訳書版元:https://www.chikumashobo.co.jp/special/whereresearchbegins/ リサーチのはじめかた ――「きみの問い」を見つけ、育て、伝える方法 (単行本)作者:トーマス・S・マラニー,クリストファ…

高巌(1995)『H・A・サイモン研究:認知科学的意思決定論の構築』

久々に再訪。https://contractio.hateblo.jp/entry/20160415/1 今回は第六章「認知科学から経済動学へ」をば。H.A.サイモン研究―認知科学的意思決定論の構築作者:高 巌文眞堂Amazon 第六章 認知科学から経済動学へ 第一節 手続合理性の理論 (一) 古典派経…

「哲学入門読書会」紹介08:オリエンテーション3/3──2a-3. 読解方針:主導的な問いを文書について問う2/3

「非哲学者による非哲学者のための哲学入門読書会」スタッフのnoteに、読書会紹介記事の八つ目をアップしていただきました。 本を読み始めた初期段階においてすら実行可能な読書会参加準備作業の二つ目、「予備作業ファイルを作成する」に対する解説(後編)…

「哲学入門読書会」紹介07:オリエンテーション3/3──2a-2. 読解方針:主導的な問いを文書について問う1/3

「非哲学者による非哲学者のための哲学入門読書会」スタッフのnoteに、読書会紹介記事の七つ目をアップしていただきました。 前エントリで紹介した、本を読み始めた初期段階においてすら実行可能な読書会参加準備作業の二つ目、「予備作業ファイルを作成する…

第22回 日米経営学史茶話会

https://contractio.hateblo.jp/entry/20230529/p1 次回読書会は 2023年12月02日(土) 10:00- に開催します。次回で本書は終了です。 佐々木 聡『科学的管理法の日本的展開』 有斐閣、1998年.第5章「戦後の生産性向上運動の展開」 科学的管理法の日本的展開…

特集:金子明雄

文學界連載用資料。 [23頁] 金子明雄(1992)「「水彩画家」と事実をめぐる虚構の表現:島崎藤村の小説表現 II」 流通経済大学社会学部論叢 3-1https://cir.nii.ac.jp/crid/1050282677920460288 [10頁] 金子明雄(1993)「沈黙する語り手:島崎藤村「春」の…