御子柴善之(2015)『自分で考える勇気:カント哲学入門』

哲学入門読書会第8期の課題図書。

  • はじめに――「自分で考える」って?
  • 1章 港町・ケーニヒスベルクの哲人
  • 2章 「自由」なくして善悪なし――『純粋理性批判』を読む
  • [コラム]最上善と最高善/ア・プリオリとア・ポステリオリ/純粋悟性概念の超越論的演繹/悟性と理性/神の現存在証明という問題
  • 3章 〈善く生きる〉って難しい?――『実践理性批判』を読む
  • [コラム]善い意志だけが無制限に善い/自由と善く生きること/最高善と神の問題
  • 4章 自然の世界で自由に生きる?――『判断力批判』を読む
  • [コラム]『判断力批判』の位置づけ
  • 5章 最高善をめざす私たち――『永遠平和のために』を中心に,1790年代のカントを読む
  • [コラム]社会契約論とカント
  • おわりに――再び「自分で考える」って?
  • カント年譜

量的構成